なんとかデータベースラーメンカレーチャーハンぎょうざうどんそば
 

RAMENOID(時々)

ラーメノイドと読みます。ボーカロイドのイメージです。オイドンではありません(笑)

平均点 82.819点
最終レビュー日 2019年10月16日
2,062 1,544 0 33,703
レビュー 店舗 スキ いいね

「チャーシュウラーメン」@万里の写真佐野の名店

台風19号で佐野市内を流れる秋山川が氾濫し,市の一部は大変なことになっているようだが,どうしても最近の佐野ラーメン愛が止まらない。
秋山川の西岸が浸水しているようなので,(東側の店なら大丈夫なのでは?)と,不謹慎かとも思ったが,出かけてみることにした。
途中渡った小貝川や鬼怒川も増水していて危ない気はしたのだが,何とか今回は持ちこたえたようだ。
ところが,県境に近付くと低地の道路は冠水しており,通行止めだらけ。
報道されてないが,用水路や小さな川の氾濫はかなりあったようだ。
結局国道50号線まで出て,佐野に到着。
着いてみると,アウトレットモールを始め,市内の商業施設は問題なく営業している。
ちょっとホッとし,まず目指したのは,いつも駐車場がいっぱいなのでスルーしていた佐野の超有名店であるこちら。

開店時間を過ぎていたが,駐車場は6割程度の入り。
入店すると,カウンターはけっこう空いている。
やはり観光客が少ないからだろう。
後会計式。
メニュー表はなく,カウンター上に下がっているメニュー札と写真のパウチを見るしかない。
基本は「手打ちラーメン」1本であとはトッピング違いなのだが,「梅ラーメン」とか変わり種もあり,「カレーラーメン」もあった。
カレーにも惹かれたが,基本の味わいを堪能できる標記メニューを注文。
店舗データよりほとんどのメニューが40円値上がりしていたので修正しておいた。
「チャーシュウラーメン(パウチの方には“チャーシューラーメン”と表記されていたが,札に書かれていたこの名称の方が味があると思って)」は840円である。
5~6人のスタッフがいるので提供はスムーズ。
注文から5分ほどで提供されたのは,バラチャーシューが敷き詰められ,中央にねぎが盛られた一杯。

麺は,自家製青竹手打ちの平打ち中むと微ウェーブ。
多少不揃いではあるが,極細の部分はなく,茹で具合はほぼ均一。
佐野の手打ち麺独特の気泡を含んだ多加水麺で,もちピロムニュっとした食感がたまらない。
低めの採点の過去レポは麺に対する不満が書かれているが,いつものように混んでなかったせいか,茹で具合はほぼ完璧。
この麺がダメなら佐野に来なきゃいい。
スープは薄い醤油色の淡麗系。
豚メインで鶏も使っているかなと思われる動物出汁中心で,化調が程度にサポートしている感じ。
うーーん,このスープも好きだなあ。
流石人気店。
具は,メンマ,ねぎ,チャーシュー。
チャーシューは豚バラの煮豚で口に入れると崩れるやわらかさ。
美味しいのだが,最近の人気店に比べると薄めで捻りのないオーソドックスなもの。
それでも5枚載っているので,まあまあかな。
麺量は160gほどだと思う。

いつも車があふれているし,道の駅等のお土産コーナーには必ず商品が並んでいる超有名店だが,RDBの平均点は73点台と低め。
実際はどんなものだろうと,ずっと思っていたのだが,こうしていただいてみると麺もスープも間違いなく美味しい。
この日は空いていたが,混んでいる時に食べると,混み具合と味わいにギャップを感じるのかもしれない。
ハードルを上げすぎなければ,十分すぎるほど満足できる店だと思う。
機会があったら再訪し,佐野では珍しい「カレーラーメン」もいただいてみたい。

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「ちゃーしゅーめん(煮豚)+吊るし焼1枚+餃子3個」@一乃胡の写真移転した名店
(現在,この店の近くを流れる秋山川氾濫の映像が流れている状態,複雑な気分だ)

臨休で逃したのが残念で,翌日すぐに来た。
前日の空っぽの駐車場が頭のどこかにあり,これぐらいでいいだろうと開店20分前に到着したのだが,もう駐車場はほぼ埋まり,入り口付近には人だかりが……。
ウェイティングボードには,既に12〜13組の名前が書かれている。
ザッと見て40番めというところだろう。
甘かった。
店は新築らしい和モダンな一戸建て。
儲かってますな。

ほぼ時間通りに開店。
大箱なのでそれほど待たないのかと思ったが,1順めが入った後はかなり待たされ,名が呼ばれたのは開店から40分後だった。
メニューは,「らーめん」と「ごまらーめん」,それらにラー油の入った辛い版の計4種が基本。
移転前にいただいた「ごまらーめん」は面白かったのだが,基本メニューがメチャ美味しいとのレポを見ての再訪なので,チャーシューを増すことにする。
「ちゃーしゅーめん」には「煮豚」と「吊るし焼き」があり,前者は780円,後者は900円とかなり差がある。
吊るし焼きチャーシューは1枚100円で増せるので,両方味わうために煮豚ちゃーしゅーめんにトッピングすることにした。
この後の店は考えずに餃子3個も注文。
780円+100円+300円,計1180円也。
注文から約15分後,提供されたのは,水面を埋め尽くすチャーシューがド迫力の一杯と,いかにも皮が分厚くでかい3個の餃子。
これの5個は一人じゃ持て余すだろう。
流石Aチャン。

麺は自家製だという中加水平打ち太縮れ。
「青竹手打ち」を謳ってないので,製麺機で作った麺を手もみしたものと思われる。
青竹手打ちのいわゆる「佐野ラーメン」の麺とはちょっと違うのだが,つるもち食感と確かな噛み応えは秀逸。
変なこだわりがなければ,一般的にはこの麺の方が好きだという方が多いだろう。
何だか会津麺を思い出した。
スープはいかにも「おぐら屋」さん系らしい,醤油は香りづけ程度の澄んだ塩のような淡麗系。
鶏ガラと野菜を濁らないようにじっくりと弱火で煮込んだものらしいとが,間違いない美味さ。
塩好きのハートにもズキュンと響く。
麺もスープも申し分ない。
具は,ねぎ,メンマ,カイワレ,チャーシュー。
チャーシューの量に圧倒されるが,ねぎもメンマも多め。
カイワレの飾りつけは,佐野ラーメンでは珍しい。
チャーシューは煮豚2種,吊るし焼き1種の計3種。
煮豚は肩ロースが2枚,バラロールが2枚。
「柔らかく口の中でとろける」と,パンフレットには書かれているが,とろけるはちょっと大げさ。
しかし,確かにやわらかくジューシーでメチャクチャ美味い。
厚みがあり適度な噛み応えが残っているのが逆にたまらない。
特にバラロールの片方が端豚で,二郎系かと思うような大きな塊。
メチャ嬉しい。
吊るし焼きは肩ロース。
こちらは煮豚よりも身が締まっていて香ばしい。
3種楽しむのはいいが,もっと美味しい吊るし焼きを知る身からすれば,煮豚だけで十分かな。
とにかく,計5枚の絶品チャーシュー。
肉好きの満足度はビンビン跳ね上がる。
麺量は180gほどだと思う。

餃子は,これまた自家製だと思われるもちもちした皮が秀逸。
焼いた部分はカリッとしているのがたまらない。
餡もぎっしり詰まっていて,前日の4個300円の餃子もリーズナブルだと思ったが,同価格でこの3個の方がボリュームも味わいもはるかに上。
佐野ラーメンの店は餃子を置いている店が多いが,この店は特にお勧めだと思う。
お一人様ラーメンのサイドメニューとしては,3個が限界,5個は危険だ。

青竹手打ちじゃなければ佐野ラーメンじゃない……などと変にごねなければ,麺もスープもチャーシューも非の打ちどころのない,肉好きには悶絶ものの至高の一杯。
出身店の「おぐら屋」さんもおそらく手打ちじゃないしね。
麺家 ゐをり」さんでいただいた塩も「ネオ佐野」だと思ったが,この店の一杯は,より伝統的な佐野ラーメンの良さを残しながらも「進化版」というイメージ。
とにかく美味しかったので,佐野市の佐野ラーメン過去最高点を謹んで献上する。



蛇足;
元この店があった辺りは秋山川が氾濫し,すごいことになっているようだ。
佐野の数多くの店の中には被害に遭っている店も多いだろう。
一日も早く復旧することを願っている。

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「らーめん+餃子」@佐野らーめん 417の写真佐野のちょっと気になる店名の店

老舗の完璧と言っていいチャーシューメンをいただいた後は,最近移転した某店に行くも,まさかの臨休……。
ならばと,3店めとして考えていたこちらに来てみた。

「佐野ラーメン」と言うと和風な店舗のような印象があるが,この店は川沿いにある喫茶店のような外観。
黒い外壁に「佐野らーめん 417」と,筆文字の白いロゴが貼りつけてあるのがかっこいい。
入店すると,エントランスには,おそらく看板に使ったであろう「417」の筆文字が,額に入れて飾られている。
佐野出身の女流書道家,「さおり」さんと言う方の字で,「青竹」を表現していると説明書きがあった。
さらに入ると数々の鉄道グッズがお出迎え。
店主さんはどうやら「鉄ヲタ」らしい。
店内は外観と同じく喫茶店のような作りなのだが,あちこちに駅名等が書かれたブリキの看板が張り付いている。
客は7割りほどの入り。
カウンターが空いていたので,「銀河鉄道999」の見事な模型が置かれている席に座る。
後会計式。
麺メニューは「らーめん」と「ちゃーしゅーめん」,それぞれの大盛のみと潔い。
基本の「らーめん」に,「おいしいよ」と書かれている餃子を付けることにした。
10月に入っていたが,増税後も値上げなし。
600円+300円,計900円と,リーズナブルな店が多い佐野の中でもかなり安い部類だ。
注文から5〜6分で提供されたのは,いかにもピロピロしてそうな麺がのぞいたかなりシンプルな醤油らーめん。
餃子は大きめなのが4つ。
4つって珍しいのでは?
店名にも4を使っているので,4という数字に対するネガティブイメージはないようだ。

麺は自家製青竹手打ちの中細縮れ。
多加水で気泡を含んだもちピロ食感は,佐野らーめんに多くの方がもつイメージ通り。
やややわらかな茹で具合で,麺が細めなのもあり,後半はかなりダレた。
スープはこれまた多くの方がもっているイメージ通りの,ガラ出汁+化調と思われる淡麗系醤油味。
カエシの主張は,おぐら屋さん系や田村屋さん系などの人気店よりも強め。
どこ出身か全く見当がつかなかったが,それもそのはず,ネットをよく検索すると独学らしい。
鉄道ヲタ,佐野ラーメン好きのご店主が,昔ながらのホッとする味わいの佐野ラーメンを出す店にしようとこだわった結果のようだ。
オーソドックスな醤油ラーメンが好きな方には響くだろう。
具は,ねぎ,メンマ,チャーシュー。
やや雑然とした盛り付けなので,もう少し丁寧だと印象がいいのではないだろうか。
チャーシューは肩ロースの煮豚で,赤身主体にもかかわらず,崩れるようにとてもやわらかい。
小さめに見えるかもしれないが,1cm以上の厚みがあるので食べ応え十分。
ちょっとしょっぱめなのが惜しい。
半分の厚さに切って並べた方が,水面が埋まって見栄えもいいし,塩気もスープに逃げるのではないだろうか。
麺量は150gほどだろう。
かなり大きな餃子は皮薄め,具は野菜が多い。
これもまずまず。

青竹手打ちのピロピロ麺使用,かなりオーソドックスな味わいの醤油ラーメン。
あまり好みではないタイプなのだが,増税後も600円で収める心意気と,マニアックかつオシャレで清潔な店で佐野ラーメンを味わえる価値を考え,大台に乗せておく。

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「チャーシューメン」@叶屋の写真数々の名店のルーツと言われる佐野の老舗

RDB佐野ランキング上位店は田村屋さん系が多い。
1位の日向屋さん,4位のようすけさん,5位の田村屋さん,14位の押山さん,そして,今年7月の開店にも関わらず,名店をぶち抜き,16位まで上がってきた大山さん。
朝日が昇る屋さんや,おお竹さんなど他にも名店があるが,皆「一麺一心」という文字を看板に掲げ田村屋系とも呼ばれている。
今や佐野ラーメンの一大勢力であるその田村屋さんは,2005年創業と,それほど歴史は古くない。
その田村屋さんの師匠筋に当たるのはどこか……ネットで調べてみたが,なかなか出てこない。
田村屋さんの過去レポを眺めていると,栃木の有名ブロガーさんのレポに「叶屋系」という記述を発見した。
2014年に惜しまれながら閉店した,現在の佐野ラーメン人気を牽引してきた行列店,「とかの」さんの御兄弟が営む姉妹店で,「とかの」さんの方が有名になってしまったが,こちらの創業の方が先で,1954年らしい。
これは行ってみねばなるまい。

店舗情報には「佐野屈指の行列店」と書かれているので,覚悟して行ったのだが,駅近く,オレンジ色の独特の店に到着すると,店前の駐車場は空っぽ。
まさか臨休?と焦ったが,暖簾は出てるし,営業中と書かれた黒板が出ている。
入店すると,まさかのノーゲスト。
休日昼の13:00なのに?信じられない。
女将さんらしい女性と若い方2名がお出迎え。
客が来たので奥から職人気質っぽいご店主が登場する。
後会計式。
メニューは,基本の「手打ちラーメン」の他に,それをベースにした「わかめラーメン」,「にんにくラーメン」,「ワンタンメン」等々。
先レポのチャーシューが美味しそうだったので,「チャーシューメン」を注文。
最近全ての麺メニューが50円値上げしたようで850円。
それでもデフォメニューは650円と,数多い佐野ラーメンの中でもかなりお値打ちな方だ。
注文から5分で提供されたのは,花びらのように美しく広げられたバラロールチャーシューが美しい一杯。

麺は自家製青竹手打ちの中太ストレート。
先レポには「太さが不ぞろい」との表記もあるが,この一杯に限っては,太さはほぼ均一。
青竹手打ち麺の魅力,気泡をわずかに含んだつるもち食感はそのままに,茹でムラができず,全ての麺にしっかりした腰がある理想的な仕上がり。
まずこの優れた麺打ちの技能に唸る。
スープは,わずかに醤油色が付いた淡麗系。
いやぁ,このスープも美味いね。
鶏や豚の動物出汁メインに昆布やらの和出汁,化調も補足しているだろう。
牛スジを加えているらしい田村屋さんのような新しさやインパクトはないのだが,これぞ淡麗系の極みと言っていいほどしみじみと美味い。
ほぼ塩のようで,微かに醤油が香るチューニングも大好きだ。
具は,ねぎ,メンマ,ナルト,チャーシュー。
丁寧に重ね広げたチャーシューの中央にメンマを置き,その脇にやや多めのねぎ,縁にナルトを置く盛り付けセンスも素晴らしい。
チャーシューは,程よい厚みがあるバラロールで,噛み応えを残しながらもやわらか。
味付けも完璧では?
バラロール煮豚の最高峰レベルだと思う。
佐野1位の店のバラロールに決して負けてないだろう。
しかも入店して5分でこれがいただけるのだ。
佐野の行列店は休日なら1時間待ちはまだいい方なのを考えれば,奇跡的だ。
麺量は180gほどだと思う。
もちろん完食完飲。

佐野市の佐野ラーメンを出す店は16店めだが,その都度マイベストの店が変わってきた。
長いこと田村屋さんだったが,大和さんになり,最近いただいた森田屋東店さんがそれを更新したと思っていたが,並びなくいただけることを考えると,ここも同格かな。
と言うことで,森田屋東店さんと同点で。
ここまでの平均点は77点だが,先レポで低採点なのは,もっと混んでいたころの接客に対する不満が反映されたものだ。
味は間違いなし。
接客も,ご店主は淡々とラーメンを作るだけで声掛けはなく,フロアの方もさりげない対応だが,そこがまたさっぱりしていて個人的には居心地がいい。
私がいるうちに後客は1組のみという空き様。
駐車場が多くないので混み始めたらとんでもないことになりそうだが,待ちの短さを考えれば,今のところ超々オススメ店だ。
となると,人気を博した「とかの」さんにも行ってみたかった。
そのころはあまり佐野に目が向いてなかったのが悔やまれる。

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「塩ラーメン」@コイキヤホンポの写真小山の課題店

杯数減らしている影響か,佐野で2杯いただいたらけっこう腹パンになってしまったので,3軒めは諦めて帰路に付く。
ところが運転しているうちに空きスペースができてきた感覚があったので,帰り際に小山の課題店に寄ってみることにした。

店はゴルフ場やら工場やらが近くにある比較的寂しい場所の一軒家。
入店すると,やたらと一生懸命な感じの女性店員がお出迎え。
店内は満席だったので,車のナンバーを聞かれ,空いたら迎えに来てくれるとのこと。
すぐ空くだろうと店外をぶらぶら。
10分ほどで1組の客が出てきて,女性店員に呼ばれて入店。
「小粋」と言う名の店。
外観はターコイズブルーでなかなか「小粋」な感じがしなくもないが,実際常連さんが一人で飲んでたり家族連れがいたりと,店内はけっこう庶民的で落ち着く感じだ。
男性ご店主と女性店員の2人体制だが,会話を聞いてみるとご夫婦ではないようだ。
ご店主らしい男性は「小粋」と言うより癖強めかな?(笑)
後会計式。
メニューはスープの白い「白ラーメン」と,醤油色したスープの「小粋しょうゆ」の2枚看板なのだが,塩も味噌もつけ麺もある。
「白ラーメン」も塩味のようだが,ニンニクが効いているようなので,まだレビューのない標記メニューを選択。
「白」と同額の780円である。
(この日はまだ9月だったので,現在の価格は不明)
注文から10分ほどで提供されたのは,手もみの縮れた太麺と澄んだスープが印象的な,ナルトがなぜか2枚載った一杯。

麺は手もみと思われる平打ち中太縮れ。
つるっとした麺肌と強めの腰が印象的な,佐野ラーメンに通ずるところもある麺だ。
先レポには新潟の製麺所「めんつう」製だとあるが真偽は定かでない。
その麺に合わせるスープは,とてもクリアに澄み切った塩清湯。
浮いた鶏油も美しい。
太めの麺に合うように塩分濃度はやや強めで,塩角を意図的に立てたチューニング。
鶏メインと思われる動物系に和出汁だろうか。
このスープ,なかなかなものだ。
具は,ねぎ,メンマ,ナルト,半玉,チャーシュー。
ねぎは少量をパラつかせる感じだが,もう少し多くてもいいかな。
メンマは平べったく短い形状でアベレージ。
ナルトはなぜか2枚.
沈みかけていたので引き上げて並べ写真を撮った。
半玉の黄身はほぼ固まりかけている。
半熟じゃないのは今時の店では珍しい。
チャーシューは厚みのあるバラロール。
軟らかく煮込まれているが少ししょっぱめだったかな。
麺量は150gほどだろう。

クリアなスープと腰のある手もみ麺が印象的な塩清湯。
ご当地系と今風のハイブリッドという感じだろうか。
アットホームな雰囲気なので,近くだったらよく通いそうだ。
何となく写真が映えないような気がして回避した「白」も,機会があったらいただいてみたい。



蛇足;
栃木県はようやく80レビューめ。
まだまだ先は長い。
行っているのにRDB参加前なのでレビューのない店が15ほどあるのだが……。

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「チャーシューメン」@森田屋総本店の写真佐野の課題店

佐野ラーメンの中では,「田村屋」さん系や「おぐら屋」さん系が好きだと思っていたのだが,先日訪れた「森田屋 東店」さんでの一杯がめちゃウマだったので,「総本店」と名乗るこちらも絶対行かなくちゃと思い,訪問。

流石老舗,年季の入った渋い建物。
暖簾をくぐると,ずらっと並んだ5人のおば…いや,お姉さま方がお出迎え。
「お先に注文とお会計をお願いします。」と,フロアメインのお姉さまが声をかけてくる。
メニューは「中華そば」と「チャーシューメン」,それらの大盛のみと超シンプル。
10月から価格改定と書かれていたので,今は値上がりしてると思うが,デフォの「ラーメン」が650円,標記メニューは850円,大盛は+150円とけっこう跳ね上がる。
店の入り口側にあるテープ瑠席は埋まってたので,奥のお座敷に案内される。
開店して10分ほど経った頃だったが,広い店内は既に8割ほど埋まっていた。
注文から7分で提供されたのは,小さめな器の縁ギリギリまでスープが注がれた,醤油色の一杯。

麺は青竹手打ちの多加水太〜細微ウェーブ。
前店以上にしっかりとした歯応えがあり,小麦のミシッとした食感の部分が多いのだが,細い部分はとろけるようにやわらか。
手打ちならではのこの食感の変化は,好きな者にはたまらないだろう。
スープは豚メインと思われる醤油味。
表面に浮く油も少なめ,出汁感よりも醤油が立ったチューニングはまさにノスタ。
感動した「森田屋 東店」さんの一杯との共通点は,本当に同じ系統なのかと思うほど,少なくともスープにはない。
何となくそんな気がしてたが,これほどとは。
好きな人は好きなんだろうね。
具は,ねぎ,メンマ,チャーシュー。
佐野ラーメンは,どこもねぎが多めなのは嬉しいね。
チャーシューは,厚みがあるバラが5枚。
赤身がやや硬めなものもあったが,概ねやわらかく,味わいはオーソドックスだが満足感高い。
チャーシューメンにしてよかった。
器は小さいが,麺がぎっしりと入っていたので,180gぐらいあるのかな。
1軒めがワンタンメンだったのもあり,完食完飲したらけっこう腹パンになった。

いかにも手打ちという感じの食べ応えがある麺が特徴,スープは正しくノスタ醤油,クラシカルな味わいながらも食べ応えのあるチャーシューはなかなか。
これこそ佐野ラーメン!と思うファンは多いのだろう。
それにしても,比較的近くにあるのに「森田屋 東店」さんとの違いっぷりは面白すぎる。
何だが別の支店や暖簾分けも行ってみたくなった。
まずは,系列で最上位の「森田屋支店太田店」への再訪かな。

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「塩ラーメン+ワンタン」@田村屋の写真移転した佐野の名店

ペースダウン中だが,残った課題県,栃木をぼちぼち攻めようと佐野に来てみた。
まず狙うは,今年6月に移転オープンしたこちら。
初訪以来しばらくは,マイベスト佐野ラーメンの店だった。

大通りからも見えるが,入り口は路地にちょっと入る構造。
流石に店舗は真新しい。
テントによる日よけが外待ち席準備されていて,大量の並びに対する対策も万全。
開店時間をちょっとだけ過ぎていたが,まだ空き席があったのでスムーズに入店できた。
後会計式。
メニュー表を眺めると,メニューは「ラーメン」とその具増しがメインだが,塩もあり,平日限定でつけ麺も出している。
増税対策か,全て外税表示。
注文した塩は,648円+税,追加したワンタンは213円+税。
税率はまだ8%だったので700円+230円,計930円だったが,10月は947円になったのだろうか。
大箱で,先に入っていた客から順に提供されたのもあり,15分ほどかかって提供されたのは,海苔にに載った魚粉が印象的な一杯。

麺は青竹手打ちの多加水太中太微ウェーブ。
つるっとした麺肌で噛むとしっかりした腰がある。
ピロピロでやわらかい麺の店もけっこうある佐野において,この噛み応えのしっかりした麺を使用しているのが,人気の理由の一つだろう。
スープは,動物系の強い旨味がしっかりと伝わる間違いないもの。
調べてみると,豚や鶏の他に最近は牛スジも使っているようだ。
麺に負けないインパクトがある。
移転前にいただいたのは醤油だったが,あれも色は薄めで,好みのタイプだった。
しかし,やっぱり塩派には塩だ。
でも,醤油よりも40円高いのはちょっとね。
具はねぎ,メンマ,海苔,それに載った魚粉,チャーシュー,ワンタン。
多めのねぎは嬉しいところ。
厚みのある海苔に載った魚粉をスープに溶かし込むと,鰹節風味の塩スープに変化する。
佐野ラーメンを極めるにはまだまだ経験不足だが,こんなに鰹を感じる佐野ラーメンはあまり経験がない。
これは面白いね。
チャーシューはやわらかく煮込まれた豚バラ。
きちんと塩味で,せっかくの塩スープを壊さないのは好印象。
醤油を使った煮豚に比べて豚の臭いは残るが,私は好きなので問題ない。
ちょっと意外だったのはワンタン。
230円足したのに肉餡なしにはテンションが下がる。
それでもチュルンとした食感を楽しめればいいのだが,麺はツルツルなのに意外にザラついていた。
ワンタントッピングは完全に失敗。
麺量はワンタンを追加したので感覚は狂っているかもしれないが,180gほどあったと思う。

流石名店,移転しても間違いない美味しさ。
醤油と同価格でワンタン増さなければもっと採点は伸びただろう。
しかし,佐野で最も好きな店の一つであることに変わりはないことは確認できた。
退店時は中待ち席も埋まっていたが,次第に外待ち席も埋まっていったのだろう。
通し営業なので,時間を選んで行くことをお勧めする。

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「スペシャル」@ラーメン専科 竹末食堂の写真下野市連食

なかなか美味しいたっぷりスープの煮干しをいただいた後は,近くにあるこちらへ。
以前訪問したのは開店して間もない頃だから6年半ぶりかな。
今や竹末系では,本店よりも「竹末東京プレミアム」さんやこちらのほうがRDBランキングは上なんだね。
この店舗は,系列店の中ではかなり庶民的で,まさに「食堂」という雰囲気。
しかし,トレードマークである永ちゃんの曲はやっぱり流れている。
平日昼の部終了間際なので,客は5割ほどの入りだが,普段はもっと混むのだろう。
後会形式。
メニュー表を眺めると,メニューは,「あっさり」,「塩あっさり」,「こってり」の3種が表側で,裏返すと,「空前の帆立ペースト」と書かれた「スペシャル」というメニューと,「超絶,鯖と帆立ペースト」と書かれた「つけそば」が載っている。
最近の私の傾向から言えば,塩あっさりなのだろうが、「空前の」とくれば,そっちに流れてしまう。
と言うことで,表記メニューを注文。
880円である。
こちらも調理する男性店員さん(店長さん?)はお若い。
栃木のラーメン界は将来明るいね。
そんなことを思いながら待つうちに,8品ほどで提供されたのは,太めの麺と粗目に切られたねぎ,濃い色のメンマがいかにもこの系列らしい一杯。

麺は中加水の太微ウェーブ。
やや硬めの湯で具合で、もちもちとボキボキの中間という感じ。
まず,麺の主張が強い印象。
スープは軽い粘度がある鶏白湯醤油がベース。
カエシが立っているし,帆立ペーストが加わるので,鶏白湯に分類するか醤油に分類するかその他にするか迷ったが,粘度は軽めながらもけっこう重いので鶏白湯に分類しておく。
スープだけだと麺のほうがまだ優勢な感じがするが,そこを帆立ペーストが補うチューニング。
繊維が残る帆立ペーストは,おそらく生の帆立の貝柱をふんだんに使用しているものと思われる。
これはなかなか贅沢だ。
具は,ねぎ,玉ねぎ,小松菜,メンマ,三つ葉,チャーシュー。
ねぎが多く,粗目に切られているのは一つの特徴。
濃厚系スープを適度に爽やかにしてくれる。
メンマは色の割にはしょっぱくなく美味しい。
なぜ竹末さんのメンマってこんなに色が濃いんだろうね。
チャーシューは,豚と呼びたくなるほどのブロック状のものが2塊。
脂身がほとんどないのに,パサつくことなくふっくらやわらか。
味わいも素晴らしい絶品。
私は,脂が多いバラも好きなのだが,肉は好きだけど脂身は……という方は嬉しいだろう。
「スペシャル」は最上級メニューではなく,「チャーシュースペシャル」というのもあるので,肉好きさんは,そのオーダーもアリだろう。
麺量は200g近いのかな。
かなりボリュームがあった。

帆立ペーストがふんだんに使われた,鶏白湯ベースの醤油ラーメン。
麺もスープも具材も主張強いのは,やっぱりロック魂だね。
ご店主の性格からすれば,このメニューが最もその思いを昇華したものなのだろう。
栃木の最先端を牽引する勢いを、十分堪能した。

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「煮干し中華そば」@中華そば 弥惣吉の写真下野市の課題店

栃木にはご無沙汰してたので,この日もちょいと来てみた。
小山のカタカナ店名の店と迷ったが,こちらの課題店を選択。
店は旧4号線沿いの一軒家。
いつも思うが,栃木の人気店ってどこも大箱だよね。
昼の部終了間際なので,広い店内5~6人の先客しかいなかったが,待ち席も多く確保されているので,休日のピーク時はもっと混むのだろう。
入り口付近の券売機に向かうと,メニューは,煮干しと鶏ガラの2枚看板で,「特濃煮干しそば」と言うボタンもあったが×印。
鶏にも惹かれたが,筆頭メニューの煮干しを選択し,プッシュ。
680円と,かなりリーズナブルな価格設定だ。
(肉増しは,焼き豚とトロ肉というのがあり,トロ肉に惹かれたが,950円と価格が跳ねるので自粛)
厨房は若い男性,フロアは若い女性の2名で店を回している。
この時間帯だからなのかもしれないが,ピーク時は2人では無理だろうね。
厨房のお兄さん,若いけど腕は確か。
でも,ちょっと湯切りが甘いかな……とか思ってるうちに提供されたのは,器いっぱいになみなみと注がれたスープが印象的な一杯。

麺は,低加水のの細ストレート。
やや硬めの茹で具合で,パツパツと切れる食感は,昨今の流れそのもの。
スープは程よく煮干しの効いた清湯系。
初動で酸味を感じ,(おっ,青森っぽい)と思うが,すぐに気にならなくなる。
カエシは控えめで,塩分濃度も抑えられている。
煮干しラーメンは塩気が強いのも多いが,このくらいの方が個人的にはホッとする。
なかなか美味しい醤油煮干しだ。
具は,ねぎ,メンマ,ナルト,チャーシュー。
粗めに切られた輪切りのねぎは,素朴な感じがしていい。
メンマは細めのコリコリ。
四角い鍋でずっと温められていたチャーシューは,肩ロースかな。
脂身が少ないのにやわらかく美味しいのだが,ちょっとハム屋さんが作るチャーシューのような,甘みのある規制っぽい味わい。
麺量は140gほど。
足りない方用に和え玉も用意されている。
かなりたっぷりあるスープを飲み干すかどうか迷ったが,結局飲んでしまった。
味が濃くなくても塩分摂取量は同じかも(汗)

流行りの煮干しっぽい要素もあるのだが,スープが多いところとかは佐野などのご当地っぽさも感じる。
気になりながらも未訪だったが,想像以上に美味しかった。
栃木……まだまだ回ってないところあるなぁ。

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「森田屋中華そば」@森田屋 東店の写真佐野連食

佐野ラーメンの中の一大派閥,森田屋さん系は,太田市の「森田屋支店 太田店」さんしか行ったことがないので,「森田屋総本店」さんには一度行かねばと思っていた。
しかし,この日は定休日。
ところが,1軒めからそれほど離れていないこの「東店」さんは休みではなく,しかも,「森田屋総本店」さんの平均点が75点台なのに対し,こちらは85点台と10点ほど高い。
ネットを検索してみると,「森田屋さん系でこの店が一番好きだ。」と言うような記述が散見される。
これは気になる。
と言うことで,7~8分車を走らせこちらへ。
こちらも休日ならメチャ混みなのだろうが,流石に平日の昼の部終了間際,すんなりと入店。
それでも店内は4割ほどの入りだった。
後会計式。
メニュー表を眺めると,修正前のRDBの店舗情報とちょっと違う。
修正前は「中華そば 650円」と記載されていたのだが,「八下田自慢の『森田屋中華そば 680円』」と言うのと,「オーソドックスな『青竹手打ち佐野ラーメン 650円』」と言うのが載っている。
よく分からないが,「自慢の~」と言うからにはこちらオリジナルなのが楽しめるのだろうと,標記メニューを注文。
680円である。
注文から8分ほどできびきびした女性店員提供されたのは,シンプルなビジュアルの一杯。

麺は青竹手打ちの平打ち中太縮れ。
多加水のいわゆる佐野ラーメンらしい麺で,基本やわらかめのピロピロ。
細いところはとろけるようだ。
麺に噛み応えや小麦感を求める方はダメなのだろうが,この不揃いさこそ手打ちの証とファンは言うだろう。
私も大好きだ。
麺をすすった途端,衝撃が走る。
何だこの香ばしさは。
表面に,佐野ラーメンとしてはかなり多めのラードの層があるのだが,そのラードの香りがすごい。
どこかでこの香り……そうか,二郎,それも野猿で感動したような香りか。
佐野ラーメンを食べて二郎を思い出すとは思わなかった。
カエシは控えめで豚と思われる動物系の旨味がしっかりしている。
その上このラード。
このスープ,メチャ好きだわ。
スープだけなら,過去いただいた佐野ラーメン中,最も好みかもしれない。
平均点85点台……うーん,納得。
具は,ねぎ,メンマ,チャーシューとシンプル。
面白いのがチャーシュー。
赤身のほとんどないモモだと思われる部位なのだが,パサつくことなくしっとりやわらか。
適度な厚みがあるのだが,なぜか弧を描くように反っている。
切り方?それとも熱で反る?謎だ。
とにかくこの価格で厚みがあるのが2枚は嬉しい。
麺量は180gほどだと思う。

いや,これほどのものだとは正直思わなかった、
これまで佐野ラーメンは,田村屋さんや日向屋さん,大和さんなど,田村屋さん系がもっとも好きだと思っていたが,ちょっとその思いが覆された感じだ。
森田屋さん系でランキングトップの太田店もレポしてないので再訪したいし,何より総本店に行ってみねば。
移転した田村屋さんと絡めて,近いうちに必ず。

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