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RAMENOID(時々)

ラーメノイドと読みます。ボーカロイドのイメージです。オイドンではありません(笑)

平均点 82.819点
最終レビュー日 2019年10月16日
2,062 1,544 0 33,703
レビュー 店舗 スキ いいね

「ありらんチャーシュー+生ビール」@らーめん 味覚の写真明日9/30で惜しまれながら閉店する名店(長文になるがお許し願いたい)

姉ヶ崎で品格のある質素魔女の一杯をいただいた後は,この日の本命に向かう。
狙うのは,9月いっぱいで閉店してしまうと言うこちら。
ずっとBMしながらも,なかなか来られないでいたのだが,最初で最後の訪問といこう。

姉ヶ崎駅から五井駅に戻り,小湊鉄道に乗り換える。
小湊鉄道……懐かしき昭和のディーゼル車。
私の家の近くだと,土浦と筑波山麓をつないでいた「関東鉄道筑波線」とか,石岡と鉾田を結んでいた「関東鉄道鉾田線」とかがこの車両だったが,まだ現役なんだね。
運賃……目指す上総牛久駅までは直線距離で15kmほどだが,片道700円とメチャ高い。
カード非対応の券売機で,ちょっと安くなる往復切符1230円を買う。
調べてみると,台風15号の影響で一部で運行していたのだが,この日の前日,ようやく全線開通したところだった。

上総牛久駅に到着すると,蒸気機関車があって驚く。
タイムスリップしたかと思った。
おそらく観光用なのだろう。
煙は立ってなかったので中身はディーゼルのかな?
もっと先に行く「トロッコ列車」と言うのがこれなのかもしれない。

店まで1.5km,15分ほど歩く。
この辺りは停電はすでに解消されていて悲壮さはなくホッとする。
それでもやっぱりブルーシートで覆われている家が多いね。
途中の消防署では,ブルーシートと土嚢を貸し出していた。

店に到着すると,駐車場は車で溢れ,店の前には人だかりができている。
ウェイティングボードに無事名前を書いたが,私の後の1組ほどで昼の部は終了らしく,仕舞われてしまった。
その後来た客は残念そうに帰っていく。
私も間一髪,危なかった。

1時間ほど待ち,ようやく名前が呼ばれて入店。
年季の入った店は歴史を感じさせる。
店主らしい細身の女性が調理し,年配の女性と高校生ぐらいに見える女の子が3人,計4人でフロアを担当。
カウンターに通されたが,小上がりがあり,奥には座敷もあるようだ。
最初から決めていた「ありらんチャーシュー」を注文。
せっかく列車で来たので(電車ではない),生ビールもお願いした。
900円+600円也。
ビールはちょっと高いが,本家である「アリランラーメン 八平」さんの「アリランチャーシュウ」が1250円なのを思えば,メチャ良心的。
間もなく凍ったジョッキに注がれた生ビールが登場。
ジョッキが大きいので,600円でもまあ許せるかな。
グッと飲むと体が一気に冷える。
ビールにも美味しい温度と言うものがあるらしいが,個人的にはチンカチンカに冷えたのは好きだ。
飲むのを加減し,ご本尊が登場してから残りを飲むようにする。
多分適温になるだろう。

調理の過程は,カウンターからは丸見え。
こんなに一気に入れるの?と言うくらいに大量の手もみ麺を大鍋に投入。
平ざるで麺を揚げ,ずらりと並べた器に入れていく。
次にグラグラ煮立った玉ねぎのたくさん入ったスープを注ぐ。
一般のラーメン屋さんのようにカエシを器に張るのではなく,スープ自体が醤油色に染まっている。
まあ,独特だね。
助手役の女の子がトッピングし,間もなく提供。
実に美味しそうだ。

麺は低加水だと思われる太縮れ。
茹でてからスープを注ぐまで時間があったせいか,やややわらかめなのだが,そこがまたいい。
もちムニュっとした食感には癒されるね。
濃い醤油色のスープ……実に美味い。
濃いめの味なのだが,それでもしっかりとニンニクが香るので,かなり多量に投入しているのだろう。
たっぷりと入った玉ねぎはとろけるようにやわらかで,自然な甘みと旨みをスープにこれでもかというほど流し込んでいる。
実際に半分以上は溶け込んでいて,形を残しているのは一部なんだろうね。
濃い醤油とニンニク,大量の玉ねぎ,そして豚の旨み……素晴らしいアリランラーメンだ。
ラーメンをすすってから残ったビールを飲み干す。
ああ,合うね。
後を考えなければもう1杯頼みたかった。
具は,スープに入った玉ねぎ,ニラ,白髪ねぎ,チャーシュー。
ニンニクの形はないが,これも大量に使われているのだろう。
チャーシューは厚みのあるバラロールが3枚。
脂身が口の中に入れるととろける逸品。
ああ,美味いわぁぁぁ。
スープの味わいと一体化したようなチャーシューなので,スープにはこの絶品チャーシューを煮こんだ煮汁が使われているのだろう。
その辺は同じ千葉のご当地ラーメンである竹岡式にも通じていると思う。
麺量は180gくらいあるのかな。
飲み干すには味が濃いのだが,スープも完飲。
うーん,満足だ。

本家の「アリランラーメン 八平」さん以上に美味しいのではないだろうかと思えるアリランラーメンをリーズナブルに提供してきた名店の閉店は実に惜しい。
営業も今日と明日を残すのみとなったが,ここで食べた一杯は,訪れた方々の記憶に永遠に残るだろう。
とにかく訪問できてよかった。




蛇足1;
これで,千葉県100レビュー達成。
栃木と群馬は70回台なのでまだまだ先。
のんびり達成を目指します。

蛇足2;
これでスローダウンしてるの?というコメントをいただくのだが,以前は毎日レポしていたのが2日に1回のレポ。
レポも食べる量も2分の1にスローダウンしてます(笑)

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「肉・海老わんたん麺(白だし)」@らぁ麺 ひなたの写真市原市姉ヶ崎の課題店

Bさんのレポで気になっていたこちら。
レポ前の平均点は,相変わらず95点以上と超高水準。
さて,真贋いかに。

姉ヶ崎駅から20分ほど歩き,到着。
高校の真ん前なんだね。
けっこう年季の入った店舗にちょっと色褪せてきた店名入りのタペストリー。
入店すると,カウンターは満席で,手前の中待ち席も埋まっている。
調理するのは女性店主。
ガイドラインに引っかかるので容姿を詳しく書けないのがもどかしいが,かなり独特な雰囲気をもっている。
女性店主というと,てきぱきと客を裁くようなチャキチャキな方を想像するが,すごくおしとやか。
決して遅いわけでないのだが,動きは曲線的。
ゆったりした声の調子や丁寧な言葉遣い,気遣い……いわゆる「女性らしさ」全開。
その女性が店を一人で回しているのは意外過ぎる。
15分ほど待ってカウンターへ。
メニュー表を眺めると,メニューは,清湯と白湯に大きく分かれ,清湯には「黒だし」,「白だし」,「熟成醤油」があり,白湯には「濃厚鶏ぱいたん(しょうゆ)」と,「ホワイトクリィミーぱいたん(うま塩)」がある。
塩派なので白だしを選択し,肉ワンタンと海老ワンタン,両方楽しめる標記メニューを注文。
デフォ+180円の860円と,かなりお得感がある。
注文から12~13分ほどで提供されたのは,ちょっと濁ったスープにワンタンがぎっしりと載った一杯。

麺は京都の棣鄂社製細ストレート。
適度にしなやか,適度なパツ感。
関東の他の製麺所製とはちょっと違った味わいが面白い。
麺をすすると,まず鼻腔を抜ける上質な煮干しの香り。
スープを改めていただくと,鶏メインと思われる動物出汁に煮干しやら節やらの魚介がバランスよく配合された逸品。
この店主の雰囲気からは想像できないハイレベルスープにギャップ萌えしてしまうと,満点とか出しちゃうんだろうな……と想像。
いやいや,お世辞抜きに美味しい。
塩分濃度もジャストだし,動物と魚介のバランスもいい。
まさにご店主の内面が反映されているのだろう。
具は,玉ねぎ,万能ねぎ,メンマ,カイワレ,チャーシュー,ワンタン。
メンマは穂先メンマの先だけ使ったようなやわらかさが特徴。
かなりの回数ラーメンを食べているが,ちょっと記憶にない。
チャーシューはやや小ぶりなバラロールの煮豚。
やわらかくてこれも美味しい。
ワンタンは,テルテル坊主型で,肉が3つに海老が2つ。
皮チュルンで餡も多く,これならワンタンマンさんも納得だろう。
麺量は140gほどだと思う。

何かが突出した感はない。
店は程よく年季が入ってるが清潔な感じ,華美さはない。
それが,ご店主の雰囲気に実に合っている。
この日,2軒目と3軒目ではビールをいただいたのだが,この店はアルコールを置いていなかった。
それは,結果正解なのだろう。
酔っ払ったオヤジには汚してほしくない店だと感じる方は多いと思う。
採点は純粋にラーメンに対してのものである。

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「【限定】地鶏鶏脂の油そば+瓶ビール」@4代目松屋食堂の写真船橋下総中山駅前の課題店

スローダウン中だが,3連休中1回くらいは……と千葉方面にプチ遠征。
昼2杯いただいた後,下総中山駅へ。
すぐ見付かるものと,グーグル先生を頼りに駅前通りを進む。
ところが,店を見逃し,牛丼の松屋さん辺りまで歩いて行ってしまった。
慌ててちょっと引き返すと,全く照明の灯ってない目的の店を発見。
この時の店舗情報だと,日・祝の営業時間は11:00~21:00。
(まさか臨休?)
と一瞬思ったが,入り口の脇に貼られた営業時間の表示には,「日曜日・祝日 11:00~15:30 18:00~21:00」となっていた。
通し営業はどうやらやめたようだ。
ガラス越しに店内をのぞくと,奥の厨房には微かに明かりがついている。
が,それにしても真っ暗で他に待ちはなし。
不安を抱えて待っていたが,夜の部開始3分前,いきなり照明が点いてオープン。
ご店主が私に気付き,招き入れてくれた。
券売機に向かうが,前日から始まった標記限定メニューに決めていた。
初訪ならデフォなのだろうが,まぜそば好き,動物好きの性,仕方ない。
ついでに瓶ビールのボタンもプッシュ。
920円+550円,計1470円也。
ビールは「アサヒスーパードライ」と「サッポロ赤星」から選択できるので,赤星を迷わずチョイス。
すぐに,キンキンに冷えた赤星の中瓶と,ステンレスのタンブラーをご店主が出してくれる。
赤星を置きステンレスタンブラーで提供するセンス,好きな者の気持ちをよく分かってらっしゃる。
喉を潤すうちに「よく混ぜてお召し上がり下さい」と言うセリフとともに提供されたのは,醤油だれと鶏油が絡められたピロピロ麺と,生卵や追い飯の小鉢が載ったプレート。

麺は多加水平打ちの中太微ウェーブ。
やや軟らかめの茹で具合で,ピロもちっとした食感。
おそらく汁そばにも使っているつくばの「松屋製麺所」製だと思う。
私はこんな麺のまぜそばも嫌いじゃないが,多くの方はもう少しだけしっかりした歯応えを望むかもしれない。
松屋製麺所さんは,もう少し厚みのある麺を他店に出しているので,そちらを発注するというのはどうだろう。
まあ,食べやすいし,タレや鶏油も絡みまくるので,これでいいんだけどね。
その鶏油は,実に濃厚で薫り高い。
この日の地鶏は「京赤地鶏」だそうだが,軽い甘味のある醤油ダレとの相性も抜群。
ご店主が,具を別皿にし,まずは濃厚な地鶏の鶏油と醤油ダレのハーモニーを堪能してほしいという思いが伝わる。
次にプレートの小鉢に割り入れられた生卵を溶いてかけることにする。
入り口に立てかけられていた限定ブラックボードによると,この卵は「ぷりんせす・エッグ」とのこと。
ちょっと調べてみると,千葉県袖ケ浦の「北川鶏園」が生産しているブランド卵で,HPには「ぷりんセス・エッグ」と表記されている。
この名は,お姫様=プリンセスと,ぷりんぷりんの食感を掛け合わせているようで,千葉県鶏卵品質改善共進会 農林水産大臣賞を受賞している若鶏の卵とのこと。
小ぶりの卵なので,全卵でも程良い量。
麺に混ぜ込むと,今一部で話題の「TKM」だね。
具は全て別皿で,生ほうれん草,メンマ,2種のチャーシュー。
さて困った。
これらの具をどう食すかだ。
えぐみのない生食できるほうれん草はそのままというわけにもいかず,麺を絡めてみる。
しゃっきり爽やかでいいのだが,その分麺には馴染みきれず,口から飛び出すイメージ。
もっとしんなりするまで混ぜ込めばいいのかな。
メンマは胡麻油の香りがし,そのまま食べても美味しいし,麺にも絡ませやすい。
チャーシューは,鶏ムネの低温調理と豚肩ロースの煮豚。
そのまま鶏はいただくが,豚は脂がやわらかくならないかと混ぜ込んでみる。
が,生卵で温くなっているので,そのまま食べるのとあまり変わらず。
麺にタレが絡みまくるので,追い飯を投入するには,タレがほとんど残らなそう。
麺がまだ残っているうちにライスを投入し,卵かけピロピロやわ麺とご飯のミックスをいただく。
麺量は200gとのこと。
追い飯が付くのでこの量なのだと思うが,普段大盛りを頼む男性には少し物足りないかもしれない。

鶏油や卵にこだわった,ピロピロヤワ麺使用の油そば。
確かに美味しいし,具を別皿にしようとする意図も分かるのだが,もう少し食べることを想像してのブラッシュアップは可能な気がする。
麺をもう少し厚みのあるものに変更するのも一つの選択。
麺と鶏油とタレで味わった後は,生卵を投入,その後具を投入し混ぜ込むというシナリオなら,具はもう少し細かく刻むと言うのはどうだろう。
余計なお世話かな。
価格もややお高めに感じるので,採点はこれくらいで。
機会があったら再訪し,デフォの塩もいただいてみたい。


蛇足;
始まったばかりの限定なので先上げした。
今は地鶏が「京赤鶏」から「美濃古地鶏」に変更になっているようだ。
昼にいただいた2杯は,今週いっぱいかけてゆっくりレポ上げする。

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84

「醤油」@麺屋 GONZOの写真松戸の課題店

スローダウンするのだが,せっかくの週末,ラーメン1杯くらいはと思い,7月に開店したこちらに来てみた。
あの「とみ田」さんからも近い場所にある店は,店舗情報によると居酒屋である「初代 GONZO」の土日昼の部間借り営業とのこと。
カウンターだけの店内は雑然としてるがそこがまた居心地いいという感じ。
男性店主お一人の営業で,店内は7割ほどの入り。
後会計式。
メニューは,醤油と味噌の二本立てでトッピングも味玉とチャーシュー増しのみというシンプルさ。
でもよく見ると「和玉」,「薫和玉」なる,味付け替玉らしいのもあった。
塩はないので醤油をオーダー。
800円である。
狭い店内なので作業は丸見え。
手際よく丁寧に作るね。
注文から5分ほどで提供されたのは,チャーシューが3枚載ったすっきりビジュアルの一杯。

麺は菅野製麺所製だという細ストレート。
菅野さんの細麺にも色々あるが,これはパツパツではなくしなやかで腰が強い感じ。
清湯に合う麺だと思うし,最近はパツパツよりこんな感じの方が好きかな。
スープをすすった途端,ムッとする感じの旨味が押し寄せる。
鮮魚?と一瞬思うくらいのインパクトがあり,もう一度蘊蓄を見直してしまった。
メニュー表のパウチには,「数種類の煮干しを温度と時間を徹底管理の中炊き上げた」とあるが,あまり「煮干し」という感じはしない。
外の黒板には「煮干しと貝のらーめん」と書いてあったので,これは貝なんだな……と理解する。
貝のもつ香りと煮干しの味わいをプラスすると,鮮魚にも似た感じになるんだね。
貝……蛤ではない,アサリでもない,何だろう。
ムール貝?うーん,しじみかな?
改めて先レポを読み返すと,しじみをお使いのようだ。
しじみと言えば,今年訪れた蒲田の「琥珀」さんや,町屋の「たんぽぽ」さんを思い出すが,ここはまたそれらとも違う。
とにかくこれまたオンリーワン。
カエシよりも出汁感が前に出たこんな醤油は塩派には響く。
具は,白髪ねぎ,小松菜,2種のチャーシュー。
白髪ねぎは実に繊細な仕上がり。
包丁ではこうはいかない。
小松菜は江戸菜かな?
茎がシャキっとした逸品。
チャーシューは低温調理の豚1枚,鶏ムネ2枚。
どちらも温度管理が素晴らしく上質。
鶏ムネの低温調理は,肉の繊維を断つ切り方と繊維に沿った切り方があるが,これは繊維に沿った切り方。
グニュっとした噛み応えが信条で,けっこう好きだ。
麺量は140gとのこと。
腹八分目でこの日の麺活は終了。

噂通り,松戸〜我孫子近辺に最近開店した店では,頭一つ抜けた感じの良店。
イイね。
今は間借りの土日営業だが,どこかで本格的に営業が始まったらまた訪れたい。

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「バカ馬塩ラーメン(中 200g,ニンニク少なめ)」@らー麺 つけ麺 おぐりの写真佐倉市連食

志津駅近くの店でつけ麺をいただいた後は,2駅ほど移動してこちらへ。
こちらは駐車場があるので助かる。
入店すると,ご店主と,噂通り元気な女将さんがお出迎え。
券売機を眺めると,筆頭は辛いメニュー,追って,味噌,正油,塩,辛いつけ麺,辛くないつけ麺。
全て「バカ馬」と付くのは,競馬ファンだからかな。
店名はおそらく,名馬「オグリキャップ」からだろうから。
辛いのはスルーだが,どれにしようか。
まあ,塩派なので塩をプッシュ。
750円である。
券を渡すと,「ニンニク入れますか?」との問いかけ。
あれ?二郎系だっけか?と思いながら,「少なめで。」と答える。
同時に麺量も聞かれた。
小100g,中200g,大300gとのこと。
大でもいけるとは思ったが,中にしておいた。
券を渡してから5~6分で提供されたのは,中央にギュッと固められたようなもやしが盛られ,その山にチャーシューが立てかけられた一杯。

麺は,やや加水を抑えた感じの太ストレート。
ミシっと小麦が詰まったような麺で,味わいは家形で使われている麺に近い。
そう,家系の麺を平打ちでなく打った感じかな。
この味わい,結構好きだ。
スープは軽い粘度のある白湯。
鶏も使っているのかもしれないが,豚感があるので,塩豚骨に分類しておく。
このスープ,美味しいのだが,何となくどこかでいただいた感がある。
例えが誤解を招きそうで申し訳ないが,インスタントの豚骨ラーメンから、、豚骨臭さを演出する香味油を抜いた感じ。
好きなのだが,チープな感じがしてしまうのは否めないかな。
しかし,頂上に載っているニンニクを溶かし込むと,レベルどうこうを超え,さらに好みの味わいに。
採点だけ見ると,微妙と感じるかもしれないが,それ以上に「好き」だ。
具は,もやし,ねぎ,漬けニンニク,豚,そして白ゴマがかかっている。
もやしは芽を折ったタイプで茹でられているが,量も結構あるし,ゆで具合もジャスト。
ねぎの輪切りが載ったり白ゴマがかかったりするのが二郎系とは違う。
豚は,逆に二郎系かと思うほどの物量。
分厚くホロやわで,これは美味い。
麺量200gは、最近の私には適量。
最後まで美味しくいただいた。

もやしの山,ホロやわ豚,漬けニンニクと,二郎系っぽい要素もありながら,白湯スープに合わせ,麺は家系っぽさもあるという新感覚。
何度も書くが,採点以上に好きだ。
この日は,千葉代表の習志野高校野球部が甲子園で戦っている様子がテレビで流れていた。
テレビが見える席に座っている客と一緒に一喜一憂する女将さん。
そんなわけで,この日の私はほとんど接点がなかったのだが,この女将さんの魅力も店のエッセンスの一つだと思う。




蛇足;
これで千葉レポも96。
神奈川と並んだ。

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「しょうゆつけめん」@らぁめんひろりんの写真佐倉の準新店

ツイッターでも時々見かけるこちら。
ちょっと気になって来てみた。
志津駅近くの狭い路地。
斜向かいに30分100円のコイパがある。
こんな時,がくさん情報は助かる。
店は古びた小料理屋さんか何かの居抜きという感じ。
入店すると,細身の女性店主がお出迎え。
狭い店だ。
後会計式。
メニュー表を眺めると,麺メニューは,「しょうゆらぁめん」,「しょうゆつけめん」,「レモン香るまぜそば」の3種。
まぜそばにも惹かれたが,まだレポのない表記メニューを注文した。
800円である。
厨房での調理の様子がよく見える作りだが,手馴れたものだ。
もちろん車だから飲めないのだが,ビールなんか置けば,女性店主を眺めながら昼間から飲みに来るおっさんとか湧きそう。
そんなことを考えているうちに提供されたのは,楕円の器に麺の盛られた,ぶぶあられが可愛らしい一杯。
つけ汁はレンチンされて,器まで熱々。

麺は中加水の細ストレート。
茹で具合はジャストで,水で絞められているので適度な腰が楽しめる。
でも,これは「らぁめん」と共通の麺なのかな。
汁そばにはいいが,つけ麺の麺としてはちょっと頼りない。
ざるラーメン的な一杯と捉えればアリかも。
つけ汁はシンプルな味わいの醤油清湯。
動物は豚がメインだろうか。
旨味は十分でなかなか美味しい。
酸味も甘みもほとんどないのが私好み。
何だかホッとするね。
具は,麺上に,白髪ねぎ,カイワレ,穂先メンマ,ぶぶあられ,鶏チャーシュー。
つけ汁中にもねぎ。
とにかく盛り付けが可愛らしくて,いかにも女性が作る一杯と言う感じ。
チャーシューは鶏ムネ肉の低温調理。
レア感は希薄だが,パサつきはなくしっとりやわらか。
これくらいの方が安心していただけるね。
麺量は200までない感じ。
150gくらいかな。
私は少食なので気にならないが,男性にはちょっと足りないと思うので,300円のちゃーしゅー丼か,100円のライスを付けるようかな。
つけ汁の塩分濃度がつけ麺としては控えめなので,そのまま飲み干すが,飲んでいる途中で女性店主が「スープ割はよろしいですか?」と,声をかけてくれた。
期待してなかったが,割りスープもあるんだね。

盛り付けが可愛らしい,細麺使用のあっさり醤油つけめん。
皆さん80点以上を付けているが,妙齢ながら新店をオープンさせ,ワンオペで頑張っている女性店主を応援したい気持ちが自然に湧くので当然だろう。
らぁめんなら私も80点を付けていたと思う。
会計時「お近くですか?」と声をかけられドギマギする。
若い子なら軽口をたたくかも知れないが,返ってこれくらいのお年の女性の方が緊張するね。
私は細身の女性に惹かれるようだ。
あまり近くないのが残念なような,良かったような。
とにかく頑張ってほしい。


蛇足;(長いのでヒマな方は)
ヲタクは数字にこだわる傾向がある。
DDBランキングとか平均点とか,それを常に意識して麺活しているから当然と言えば当然なのだが,ほとんどの方がキリ番を大切にしていることからもそれが分かる。
私も当然その一人で,全国ランキング100制覇だとか,関東7都県ランキング20制覇だとか,レビュー店舗数の全レビュー数に対する割合が70%以上だとかをモチベーションにしてきた。
さて,それらを達成して,次の数字的目標は……と考えた。
各都道府県染め達成率を上げようとしているが,カネもヒマもなく,遠くへの旅行は難しい。
(あくまでも家族アリの小遣い範囲内での麺活)
そんな時,トップレビュアーAチャンさんが呟いた(書き込んだ)一節が気になった。
「関東の各都道府県を100レビュー以上にし,濃い赤で染めたい」
自分は?
このレビュー直前までは,

茨城…530
東京…403
埼玉…179
神奈川…96
千葉…94
栃木…75
群馬…73

全国を染めたいのはもちろんだし,都内のよさそうな新店もきになるのだが,この辺も意識していきたい。
そんな思いから先日の佐野や今回の佐倉だった。

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「ラーメン(煮干しだし醤油ラーメン)+半チャーハン」@煮干しだし醤油ラーメン 桂の写真話題の新店

立石で美味しい鶏塩をいただいた後,高砂の某店に久しぶりに行ってみるものの定休日。
ならばと3連は諦め,次に予定していたこちらへ。
我孫子駅から約2㎞,歩いて20分強。
店の前に着くと7~8名の外待ちがある。
中待ち席もあるので計10名ほどだろうか,流石話題店。
回転はかなりゆっくりめで,35分後,店内待ちに昇格するタイミングで券売機へ。
麺メニューは,ラーメンとつけそばの基本2種。
1玉だというラーメンの「小」を選択し,ボタンをプッシュ。
時間的に次は厳しくなってきたので,半チャーハンのボタンもプッシュした。
700円+350円,計1050円也。
(ちなみに「中」1.5玉,「大」は2玉で100円ずつアップ)
軽い中待ちを経てテーブル席へ。
比較的お若い男性店主と,女性2人での営業。
以前は洋菓子屋さんなのかな?外には看板が残っていたが,店内は綺麗にリフォームされている。
券を渡してから5〜6分で提供されたのは,キャンプファイヤーの薪のごとく中央に積まれたメンマの上に,小ぶりのチャーシューが載せられた,シンプルビジュアルの一杯。
チャーハンも一緒に撮りたかったが,時間差があるようなので,先に食べ始めることにする。

麺は中加水の中細縮れ。
茹で具合はやや硬めでジャスト。
他の永福町系と同じような麺なので草村製麺っぽいが,詳細は不明。
永福町系にはやっぱりこの麺だよね。
麺をすすると,強めに煮干しが香り,少々ビターな旨味が押し寄せる。
表面にはやや多めのラードが浮いていて熱々。
修業先は柏の「大勝」さんだとのことだが,松戸の名店「まるき」さんでも修業経験があるとの情報が。
確かに「大勝」さんっぽくもあるが,この煮干しの効かせ方は,どちらかというと「まるき」さんかな。
鯖も使ってる?と言う感じのワイルドっぽさは,永福町系の中でもインパクト強め。
間違いなくハイレベルな永福町系スープだ。
中華そば まるき」さん,「赤坂味一」さん,「大勝軒 北習志野店」さん,「ラーメン専門の店 大勝」さん,そして,「東京らぁめんちよだ」さん……,千葉にはこのタイプの名店が多いし,どこも人気だよね。
具は,ねぎ,メンマ,チャーシューとシンプル。
メンマは15本ほどあっただろうか。
味付けもよくサクサク。
このメンマをつまみにビールが飲みたいね。
チャーシューは脂のない部位で,おそらくモモ。
このサイズが一つは寂しいが,修業店譲りと考えれば納得。
脂がなくてもパサつくことなくやわらか。
赤身好きならマシもアリかな。
麺量は150ほどだと思う。
時間差で提供されたチャーハンだが,一粒一粒がくっついてなくパラパラなのに,食べるとしっとりやわらか。
不覚にもいただいてないのだが,「中華そば まるき」さん譲りなのではないかと想像。
塩分濃度はやや控えめで,ちょっとビターなニボ醤油スープを飲みながら食べるのにぴったり。
計算されているね。
とにかくラーメンもスープも熱々なので時間がかかるし,スープの量も多めなので,完飲派の私は苦戦。
それでも飲み切った。

清潔感のある店舗,爽やかな接客の中いただく,ハイレベル永福町系&名店譲りの絶品半チャーハン。
ちょっと不便な場所だし駐車場の台数も少ないのが気になるが,行列はずっと続くだろうね。
近ければしょっちゅう食べたくなるだろう。
回転はよくないので,再訪は時間に余裕がある時かな。
またきっと来ると思う。

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「ド豚骨」@ド豚骨 貫の写真船橋の課題店

八千代で一杯いただいた後は,船橋へ移動。
巨大商業施設でついでに買い物をする。
途中の中本さんには外待ちの列があったが,こちらにはすんなりと入店できた。
券売機を眺めると,メニューは,「ド豚骨」の他にも,「濃厚豚SOBA」,「濃厚鶏SOBA」,「あっさり煮干しSOBA」等多数。
写真もなく違いが分かりにくいので,左上の標記メニューのボタンをプッシュ。
850円である。
店は男性2人で回していて5割ほどの入り。
券を渡してから5分ほどで提供されたのは,2種のチャーシューが載った,いかにも濃厚そうな一杯。

麺は中加水平打ちの太微ウェーブ。
麺肌はつるっとしているが,噛めばしっかりと小麦の旨味が伝わってくる。
三河屋製麺さんの箱が外にあったので,そうなのだろう。
流石に有名製麺所,間違いない美味しさだね。
その麺に絡んでくるのは,つけ麺と合わせても過去最高クラスのドロ度を誇るスープ。
豚の旨味もしっかりと伝わってくるが,これだけ粘度を出すには,意図的にコラーゲンをぶっこんでいるのだろう。
天下一品さんのこってりをも上回るドロさは,かなりオンリーワン。
つけ麺のつけ汁でも,これほどドロなものはあまりないだろう。
具は,ねぎ,チャーシュー,メンマはなかったっけ?
これだけ濃厚だと,青菜等の清涼感が欲しくなる方も多いと思うが,ドロドロプレイに浸りたい方には不要なのだろう。
ねぎは唯一の清涼感。
+20円でねぎ増しできるので,それもアリかな。
チャーシューは低温調理の肩ロースとロースターで炙ったバラ煮豚。
特に香ばしく溶けた脂が印象的なバラ煮豚はメチャうま。
間違いなくカロリーオーバーだが,これだけ増してみたい気もした。
1050円の「チャーシュード豚骨」もアリだね。
麺量は150gオーバーといったところだと思うが,ドロスープを飲み干すと,大盛り以上の満腹感がある。

ドロドロスープの極濃豚骨。
かなり引きの強い一杯だ。
最近眠っていた濃厚民族の血が覚醒した。
この後,余裕があればさらにどこかで一杯……とか思っていたのだが,自粛することに。
また,機会があったら訪れたい。


蛇足;
濃厚スープで胃壁もカバーできたので,帰り際中本で北極に挑戦!とか一瞬思ったのだが,あと一歩が踏み出せなかったヘタレ……。

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「チャーシューメン」@中華そば 金ちゃんの写真千葉八千代の課題店

山形県と言えば,知る人ぞ知るラーメン県。
「龍上海」さんの辛味噌はいち早くメジャーになったが,夏場の冷たい鳥中華も有名,最近は,「身」と呼ばれる背脂の載ったケンちゃんらーめんも知られるようになってきた。
(ざっくりな説明だし,詳しい方には異論もあるかと……容赦。)
ところが,山形にはもう一つ,県内では知れ渡ったらーめんがあるらしい。
それが「金ちゃんラーメン」。
茨城では,残念ながら閉店してしまったが水戸に店ができたこともあり,食べ飽きしなそうななかなか美味しい醤油ラーメンだと思っていた。
この店もいつか来てみたいと思っていたが,ようやく念願の初訪である。

店の裏に駐車場がきちんと設置されているのは嬉しい。
店内満席で,外待ち2〜3名。
5分ほどで店内へ案内される。
券売機に向かうと,メニューは,中華そばとその具増しがメインだが,「辛みそラーメン」,「鳥中華」など,他の山形県らしいメニューも取り揃えている。
ワンタンメンにも惹かれたのだが,迷った末,標記メニューのボタンをプッシュ。
基本の中華そば+150円,850円である。
店は小料理屋のような和の空間。
細身の男性がご店主さんかな?
数名のスタッフが元気に動いていて活気がある。
待ってる間,隣の男性の立てる音がかなり気になる。
クチャではないが,必要以上の大きな「ズズズズズっ!」。
麺をすするのもスープを飲むのもだ……私も気を付けよう。
そんなこんなで,7〜8分で提供されたのは,ずらりとチャーシューが並ぶ,ザ・チャーシューメン。

麺はやや加水高めの中細縮れ。
先日いただいた山形系のラーメンの麺と形状は似ているが,灰分少なめの粉を使い,よりつるプリとした食感。
手揉み麺を使用するところは共通なのだが,このような麺の方が万人ウケするかな。
スープは動物メイン,魚介はサポートのノスタっぽい醤油。
いやぁ,ほっこりするね。
突出した感じはないが,旨味も必要かつ十分。
常に数名の外待ちができていて,老若男女,家族連れも多いが,みんなこんな飾らない醤油ラーメンを欲しているんだね。
具は,海苔,ねぎ,メンマ,ナルト,チャーシューと,万全の布陣。
チャーシューは縁が脂身だが,大半は赤身。
これはモモ?
程よく軟らかでこれまたほっこりする美味しさなのだが,もう少し脂の差した肩ロースの方が好きかな。
デフォは過去レポを拝見すると2枚なので,+150円で4枚増える。
肉好きなら迷わずチャーシューメンを選択すべきかも。
麺量は180g程度だと思う。
完食完飲。

突出した感じは皆無なのだが,水戸でいただいた時に受けた印象と同じく,食べ飽きしなそうな美味しい醤油ラーメン。
チャーシューが私の好きなタイプだったら,もう2~3点上乗せしていた。
毎日食べるのならこんなラーメンがいいのだろう。
暑くなってきたので,「冷たい鳥中華」でも出してくれたら,最近できた2号店にも行ってみたい。

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「元祖鶏そば」@鶏そば ひでよしの写真柏の新店

柏に用事があったついでに,12月末に開店したこちらに行ってみた。
ちょっと前に行った「麺や 藏人 柏店」さんの入っているテナントの隣にそれはあった。
居酒屋か何かの居抜きかな?
それにしても,隣にラーメン屋さんがあるのに,よくここに出したね。
店主さんらしい方お一人での営業で,後会計式。
昼のピークを過ぎていることもあり,私以外はノーゲストだった。
メニューは,「元祖鶏そば」,「赤そば」,「まぜそば」の3種。
「まぜそば」にいこうかとも思ったのだが,基本の標記メニューを選択し注文。
750円である。
間もなく提供されたのは,生の水菜が載ったシンプルな一杯。

麺は,やや多加水気味の太微ウェーブ。
もちっとした食感で麺自体はまずまずの味わい。
スープは軽い粘度のある鶏白湯。
うん,美味しくないわけではないんだが何だか特徴に欠ける。
良く言えば素直な鶏白湯スープなんだけどね。
自分で鶏ガラ買ってきて強火でガンガン炊いて白濁させ,鶏白湯を作ってみたことがある。
食べてみてやっぱりプロにはかなわないな……と思ったが,あれがもう少し美味しくなった感じ。
失礼かな。
具は,玉ねぎ,海苔,水菜,チャーシュー。
玉ねぎは細かく刻まれ,白濁したスープに紛れているので,視覚的なトッピング感は薄い。
鶏白湯に水菜は時々見かけるが,合わなくもないね。
チャーシューは,鶏の低温調理が1枚。
親しい店のトッピングでは,豚1枚と鶏ムネ3枚が同価格だから,けっこうローコストなんだと思う。
麺量は150gほど。

実は,まあまあ美味しかった以外に,ほとんど記憶に残ってないのだ。
レポも写真を見ながら無理やり記憶を引き出してるので,間違いが多いかもしれない。
玉ねぎじゃなくてねぎだったら勘弁,チャーシューは鶏じゃなくて豚だったらごめんなさい。
スマホに残った写真を見れば,どこどこで食べたやつだと分かると思っていたのだが,たった1週間前なのに思い出せなかった。
修業先だと店舗情報に書かれている「鶏そば まるだい」と言う店もよく知らなかった。
(ちょっと修業店のレポを見たが,あっちの方がCP高くない?)
店の雰囲気からは,地元密着のアルコールも飲めるラーメン屋を目指すのかもしれない。
まぜそばをいただきながらビール……なら悪くないかも。

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