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RAMENOID

ラーメノイドと読みます。ボーカロイドのイメージです。オイドンではありません(笑)

平均点 82.819点
最終レビュー日 2019年7月20日
1,989 1,474 0 32,177
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「背脂煮干しらーめん」@中華そば 蓮の華の写真昼の部へ再訪

休日出勤で時間がなかったため,遠出は泣く泣く残念。
思いついたのがここ。
昼の部終了が16:00なのは有難い方も多いはず。
いただいたのは夜の部メニューの二郎系だったので,昼の煮干しもいただいてみたいとは思っていた。
でも,こんなことなら7月までの500円券,同僚にやらなければよかった……。

広い店内8割ほどの入りと,なかなか盛況。
直前の客はサービス券使用……ワンコインか。
私は実費で780円払い,標記メニューのボタンをプッシュ。
店が広いのでちょっと待つ。
券を渡してから15分ほどで提供されたのは,中央に載せられたアーリーレッドが印象的な,背脂びっしりの一杯。
チャーシューも2種載るんだね。

麺は加水低めの太いストレート。
これ,二郎系でも使っていた麺だろうか。
燕三条系は太麺を使うのだが,ここまで太くはないかな。
シャバなスープは絡まない太さなのだが,表面に適度なザラつきがあるし,背脂もびっしりなので問題なし。
もちっとした食感と確かな腰,小麦の旨味がしっかりと共存している。
スープはシャバな醤油ベースで,かなり強めに煮干が効いている。
単体でもかなりのレベルのニボスープなのだが,上質な背脂がそれを引き立てるように主張してきてナイスハーモニー。
塩分濃度はやや高めなのだが,飲み干せる程度で,個人的にジャスト。
我孫子時代は濃厚系の煮干しをいただいたのだが,清湯系の煮干しもハイレベルなんだね。
これは美味い。
具は,バラ海苔,玉ねぎ,紫亜麻ねぎ,カイワレ,チャーシュー。
バラ海苔はパリパリなので,スープに浸して軟らかくしてからいただく。
玉ねぎのみじん切りと合わせ,この手の背脂煮干しには必須アイテムだね。
この背脂煮干しの特徴の一つは,ビジュアルも美しいこと。
ある燕三条を出す店が,「SNS映えしない」とぼやいていたが,紫玉ねぎやカイワレ,今風のピンクチャーシューでこんな風に飾れば,十分SNS映えすると思う。
そのピンクチャーシューは厚みのある低温調理タイプ。
これだけ厚みがあると噛み切りにくいのだが,包丁が入っているので問題なし。
こんな気配りに,ラヲタはグッとくるものだ。
このレアチャーシューも美味しいのだが,縁が醤油色に染まったバラチャーシューがまた絶品。
これだけマシ注文したいくらいだ。
麺量は150g?
もう少しあるような気がした。

我孫子時代は煮干の店として名を馳せたようだが,改めて目から鱗のハイレベル。
夜メニューの二郎系は,ライバル店と比べて圧倒的なアドバンテージがあるとは言えないが,昼の煮干しはすばらしいと思う。
サービス券があればこれが500円でいただける?……そりゃみんな来るでしょ。
背脂が浮かないメニューや,濃厚系のニボトンも機会があったらぜひいただいてみたい。
再び7月末までのサービス券をもらったので,今度こそワンコインで。

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「濃厚煮干つけ麺(中盛)+柔らか三元豚ローストポーク」@NIBOSHI TSUKEMEN 凪 新宿ゴールデン街店新館の写真東京とその周辺の課題店クリア 36

「凪」さんの新店。
ラヲタ駆け出しの頃,知り合った東京のラヲタさんに「凪」さんの魅力を語られたことがある。
最初に行ったのはのちろん「すごい煮干ラーメン凪 新宿ゴールデン街店 本館」。
趣のある面白い店の構造にも惹かれたが,何よりも旨いカエシの効いたド煮干スープと噛み応えのある麺,ピロピロの一反も麺に痺れた。
それから,徐々に拡大していった「凪」さんだが,どの店舗に行っても,営業時間が長くても,凪は凪,やっぱり好きだなぁ……といつも思わせてくれた。
ということで,今回も期待してやってきた。

昼食にはまだまだ早いブランチタイム。
歌舞伎町にはそんな時間帯でも客引きが。
こんな地だからこそ24時間営業は有効なのだろう。
真新しい店内はノーゲスト。
店長さんらしい方は新人の指導の最中。
ハイテク券売機を見ると,最初の画面は,「辛い煮干つけめん」,「濃厚煮干つけめん」,「すごい煮干ラーメン」,「冷やし煮干そば」に分かれているが,やっぱりこの店舗はつけ麺推し,辛いのはスルーで「濃厚煮干つけめん」のエリアをプッシュ。
第2画面は特製や味玉,麺量を選ぶようになっている。
並盛,中盛,大盛は同額,特盛は+100円という価格設定。
大400は無理なので300gの中盛をプッシュ。
900円である。
おつり100円をにぎったままカウンターに座ると,すかさず店長さんが現金追加トッピングを薦めてくる。
ローストポーク100円,ヘルシー健康酢100円,こだわり過ぎた角煮150円が紹介されたパウチを見せ,角煮を激オシ。
ついローストポーク追加をお願いし,握った100円玉を渡してしまった。
商売上手いね。
簡単に乗ってしまう素直なオレ(笑)
計1000円也。
券を渡してから10分ほどで提供されたのは,かなり濃厚そうな魚粉が浮いたつけ汁と,ピンクの大きなレアチャーシューが2枚載った太めの麺。

麺は自社製の平打ち太微ウェーブ。
滑らかな麺肌としっかりした噛み応え,小麦の豊かな味わいを併せもつ美味しい麺だ。
やっぱり凪さんの麺,好きだなあ。
つけ汁はかなり粘度のあるド煮干。
ベースは超濃厚な豚骨だが,それに負けないくらいの強い煮干感。
塩分濃度もかなり高いので,麺をどっぷり浸けると絡み過ぎてしょっぱいので,加減しながら浸けて食べ進める。
凪さんの他店舗でつけ麺をいただいたことがあるが,それはもっとさらっとしていた。
このドロドロは,「NIBOSHI TSUKEMEN 凪」だけなのだろう。
濃厚豚魚つけは食傷気味だが,煮干のガツンと効いたこの味わいは,ちょっと違うので大歓迎。
やはり凪さんの味のバランスセンス,好きだなあ。
具は,麺側にはレアチャーシューのみ。
つけ汁中に,海苔,ねぎ,メンマ,魚粉,そして,具と言っていいのかどうかは分からないが,一反も麺。
魚粉はちょっとざらつきがあるビターなもの。
きっと腸まで挽いてあるんだね。
苦みが嫌な方には抵抗があるかもしれないが,好きな者にはたまらないスパイス。
メンマはかなりしょっぱ過ぎ。
つけ汁自体の塩分濃度が高いので,少々閉口する。
一反も麺はつけ汁にしっかり浸かっていて熱々。
これもつけ汁が絡み過ぎてしょっぱいので,麺側に置いてくれた方が加減して浸けられていいかも。
3枚入っているので,これも麺としてカウントすると,素麺量は350gを越えるかな?
朝ラーなのにヤバいぐらい腹パンになり,その後の連食が危ぶまれる状態。
ローストポークは大判で薄味。
濃厚煮干ソースをディップして丁度いい。
スープ割はポットで昆布出汁。
お残し厳禁なのでちょうど良く割って飲み干す。

メンマのしょっぱさや,短く切れた麺がけっこうあった等,多少違和感もあったが,やっぱり凪さんの味わいは好きだ。
気になった「冷やし煮干そば」も,どこかの店舗でいただいてみたい。

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「赤城鳥と煮干の塩ラーメン」@麺&cafe Coi.Coi.の写真伊勢崎の課題店

関東1都6県のRDBランキングを一度は制したのだが,群馬ランキング20にこの店が浮上してきてからずっとそれが崩れたままだった。
2018~2019のスタンプラリー参加店ではなかったため,ずっと気になりながらも放置してきたが,この日意を決して向かうことにした。

店は,以前から何店ものラーメン屋が入っているテナントの一角。
5年前,今は閉店している「濃厚ラーメン じゅん」さんに来たのが懐かしいが,そこは今,「麺や 蔵人」になっている。
そう言えば,ダチョウのラーメンを食べてみたいと思ってたっけ。
また今度ね。

入店すると,ちょっと薄暗いカフェ風……っていうか,店名に「cafe」が入るのだから当然か。
ご店主さんらしい男性と女性店員,2名での営業だ。
前会計式。
メニューを眺めると,筆頭は燕三条系背脂煮干,次いで,赤城鳥と煮干のラーメンとつけ麺,煮干と水,醤油,汁なしと豊富。
ほとんどのメニューに煮干を使っている煮干の店のようだ。
無難そうな標記メニューを塩で注文。
価格は750円也。
6〜7分で提供されたのは,別皿にチャーシューとメンマが載った,ご本尊はシンプルな一杯。
あれ?メニュー表にはローストビーフが付くように書いてあったけど……。
なぜか私への説明はなかったが,後客に説明してるのを聞くと,今日はお休みで,代わりにローストポークとのこと。
後で写真をよく見ると,外のブラックボードには小さく書いてあった。

麺は自家製の低加水細ストレート。
やや硬めなザラパツとした食感は,今時の煮干ラーメンスタイルを踏襲した感じ。
自家製麺らしさは,燕三条系に使われる太麺の方が感じられるのではないかと想像。
スープは鶏清湯がベースのようだが,それを上回るガツンとした煮干感のあもの。
この日は鯵煮干を使っていたのかな。
とにかく,さらっとしているものの,かなりのド煮干系だ。
旨み十分,香りもよく,苦みやえぐみは抑えられていて,間違いないハイレベル煮干だと思う。
麺側の具は,大きくカットされた玉ねぎのみ。
辛みは少なく,ド煮干スープにはマッチする。
別皿には,メンマとローストポーク。
ローストポーク……と言うが,まあ,普通のチャーシューっぽい。
ここのローストビーフ,食べてみたかった。
麺量は150gとのこと。
するっと完食完飲。

ハイレベルな鶏&煮干だと思うが,具を別皿にする意味は希薄かな。
麺もすーうもそうなのだが,ローストビーフがなかった日に当たったこともあり,「ここならでは感」がなかったのがネック。
いい店なのは確かなので,機会があったら,以前狙って振られた「ローストビーフとサラダのまぜ麺」ねらいで再訪したい。







蛇足1;
これで,再び関東各都県ランキング20クリア。
そして,依然全国ランキング100制覇はキープしている状態。
両方制覇している状態は初かな。

蛇足2;
群馬スタンプラリーの恩恵,無料でいただける特典は5月末までだと思っていたが,それは50店制覇した者のみに適応されるものだった。
30店制覇に適応される2杯無料の期限は2月末だったとこの日気付く。
まあ,それを励みに行っていただけだったのでいいか。
一度行ったことのある店はテンション下がるし……と,ポジティブに考えることにする。
と言うことで,早々に群馬から引き揚げ,埼玉北部の課題店に向かう。

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「【限定】濃厚煮干ラーメン」@つけ麺 和の写真東京とその周辺の課題店クリア 29

南越谷で朝ラーした後は,前回,周年限定の日で整理券を持っているからのみという日に行ってしまい,振られたこちらに再挑戦。
開店時間よりかなり前に様子見に行ったのだが,外待ちが既にいたので椅子に座って待つことにする。
待ってる間に店のツイッターをチェックすると,この日,ご店主はコラボ限定で留守。
助手君が,新人君とともに限定メニューのみで営業するとのこと。
メニューは濃厚煮干しだけ。
価格1000円?
あらまあ,強気だね。
とにかくいただいてみようと待つことにする。
開店時間が近付くにつれ,列が伸びていく。
つけ麺を今日は提供しないのですが,それでもいいですか?と,助手君や新人君が並んでいる方に説明。
大切なことだ。
ほぼ時間通りに開店し,まずは券売機に札を入れ,「特製つけ麺1000円」のボタンをプッシュ。
和え玉ボタンも用意されていたが,それは自粛した。
新人との「回転率悪いと思いますがよろしくお願いします」とツイートしていたが,席に付いてから5分かからずに提供。
流石1000円,トッピングは豪華だ。

麺はこのような濃厚煮干によく合わせられる低加水ザラパツストレート。
茹で具合はやや硬めでジャスト。
まず間違いないね。
スープはかなり粘度のある,鶏白湯煮干し。
煮干しの香り高く,少々苦みもあって,煮干好きにはたまらないインパクトあるスープだが,鶏白湯の濃厚さもかなりのもの。
一時期は,こんなスープをすごいと思ったが,最近は,また・おま……と思ってしまう。
でも,助手君の習作だとは思えない,ハイレベルなのものなのは確かだ。
具は,玉ねぎ,万能ねぎ,メンマ,チャーシュー。
これだけ肉を載せたら1000円取りたくなるだろうね。
ただ,特製トッピング強要はいかがなものかと思ってしまう。
レアチャーシューも,かなりのレベルで,濃厚ニボソースにディップしていただくと,メチャ美味しい。
麺量は150gほどかな。

ハイレベルな濃厚鶏白湯煮干し。
ただ,これねらいでやってきたのならいいのだが,「道」風のつけ麺をいただこうと思ってやってきた身としては微妙。
説明された時に帰らなかった自分の責任だとは分かっていても,チャーシュー1枚,800円メニューをいただいたのならまだ納得できたかも。
ここの常連でファンなら,これもまたたまらないのだろうが,連食してる初訪の身では,助手の習作でトッピング強要は,客目線ではなかった気がした。
でも,ハイレベルなのは間違いないので,この採点とする。

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「肉そば(並)」@自家製うどん うどきちの写真東京とその周辺の課題店クリア8

この日はちょっと行きにくい所沢方面へ。
狙うは諸兄のレポで気になっていたうどん屋さん。
「ウルトラもち麺」なるうどんがブレイクして混み過ぎ,しばらく唯一の中華麺メニューの「肉そば」の提供は中止していたのだが,店のツイッターをチェックし続けていたら再開したようなので来てみた。
開店時間30分前に到着。
本当にここ?っと一瞬思う,看板のない民家なのだが,通りにメニュー写真を引き伸ばしたボードが出ているので間違いない。
先客は1組の家族のみだったが,開店時間が近付くにつれ後続ぞろぞろ。
30人ほどの列ができていた。
ほぼ時間通りに開店。
広い民家の座敷に長テーブルが出ていて,その一角に案内される。
後会計式。
唯一の中華麺メニューである標記は,小780円、並880円、大1030円だが,それは税別価格。
麺量300g,税込950円の並を注文した。
注文から10分弱で提供されたのは,トルネード状に盛られた褐色の麺がド迫力の麺皿と,薄切り肉たっぷり,白胡麻たっぷりのつけ汁。

自家製手打ちの太ストレート麺は全粒粉とのこと。
気泡にあるように1本が長い。
そのまま少量をつまみ,すすって噛みしめる。
美味い!
うどん専用粉使っているのだろうか,ややうどん寄りの風味もあるのだが,間違いないつけ麺用の中華麺。
噛みしめるたびに次々と湧き立つ小麦の香りと旨味が半端ない。
腰が強い……と言う一言では片付けられない噛み応え。
つけ麺用の美味しい麺は数々あるが,この麺の味わいはまた唯一無二。
これは,塩とか山葵とか,ぶっかけ醤油とかで半分くらいはいきたくなるね。
つけ汁に浸けてすすってみると,これがまた意外なほど煮干がしっかり効いた,こちらも旨味が半端ないつけ汁。
カエシは醤油だと思うが,醤油感は控えめで塩の割合が多く出汁感優勢,うどん屋なのでちょっと覚悟していた甘みがないのも私好み。
煮干専門のラーメン店でもちょっと味わえないような強い煮干し感を,大量の豚薄切り肉の旨味がサポートする感じ。
けっこうビターなのは,煮干しの腸を取ってないのだろうと,この時は想像していた。
粘度のない清湯系なので,太麺にはあまり絡まないのだが,麺の良さを生かすにはこれくらいの割合の方がいいのだろう。
具は,メンマ,豚バラ薄切り,白胡麻。
大量の白胡麻が香ばしいね。
シャバなつけ汁なので,麺の方が圧倒的に勝っているのだが,薄切り豚バラ肉が麺に絡んでくるので不満は少ない。
かなり大量なので肉好きの私も納得だ。
具を絡めながら麺を浸けて食べ進めると,つけ汁の底から大量の煮干しの破片が出てくる。
苦味の正体はこれだったか。
煮干し出汁の味噌汁を作る際,出汁を取った後出汁殼を残し,具の一つとしていただく方法があるが,それだ。
ラーメン屋でこれをやる店はないと思うが,うどん屋さんならではの発想なのかな。
ダメな方もいるかもしれないが,素材はできるだけ無駄にしたくない私は嫌いじゃない。
麺量300gだと言うが,一本が長いせいもあり,そんなにあるの?と思うくらいスルッと入った。
連食でもなければ,大400gも楽勝だろうね。
部屋の隅に割りスープのポットがあったのでセルフで取りに行き,割って最後までいただく。
ゴソゴソ煮干し片まで完食。
カルシウム摂取完了。

とにかく唯一無二の麺は必食,ニボ感たっぷり肉たっぷりのつけ汁もかなりなもの。
ラーメン屋さん感覚だとちょっとお高めな気もするが,麺にこだわったうどん屋さん価格としては十分適正なのだと思う。
退店時もかなりの並び,30名くらいかな。
ほとんどはうどん狙いなのだろうが,ラヲタも混じっているのだろうか。
この麺メニューの拡大はあまり期待できないと思うが,他メニューでも選択できるようなら再訪したいと思った。

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82

「煮干中華」@麺 酒 やまのの写真東京とその周辺の課題店クリア3

JR使いとしては,ちょっとハードルが高めの私鉄沿線。
この日は,練馬駅周辺の未訪店に照準を定めることにした。
2店めを出たのは11:50過ぎ,歩いてこの店に到着したのが,ギリ11:00台。
間口の広い地下にその店はあった。
店の入り口の外に券売機がある。
その手前には,先やテレビで取り上げられていた「三河屋製麺」の麺箱が積まれていた。
筆頭のボタンは「まぜそば」,次いで「トロ肉まぜそば」,「煮干中華」と続く。
まぜそばはいただいたばかりだし,確かここのまぜそばは「台湾まぜそば」だったはず。
と言うことで煮干を選択し,プッシュ。
800円である。
薄暗く,入り口は狭めだが奥は広くなっている。
店内は6割ほどの入りだった。
カウンターに通され,券を渡してから7~8分で提供されたのは,レアチャーシューのピンクが茶濁した煮干しスープに映える一杯。

麺は多加水気味の平打ち太縮れ。
手もみしているのだろうか,ピロもちっとした食感と確かな小麦粉の味わいは山形辺りのご当地麺っぽい。
伊吹さんが関わっているので,てっきり低加水の細パツを使っていると思っていた。
流行の煮干しではなく,津軽煮干らーめんリスペクトかな。
スープも津軽煮干しっぽいが,好き嫌いが分かれそうな酸味はない。
数種の煮干しを使っているようで,動物は使ってないか控えめ。
それでも全く不満を感じない旨味の強いスープに仕上げられているのは流石。
具は,海苔,ねぎ,メンマ,チャーシュー。
玉ねぎではなくねぎを使っているのも,流行の煮干しとは一線を画す。
チャーシューのレア具合も絶妙で,程よい厚みがあるのが2枚載っているのは,肉好きには嬉しい。
ふと気付くとワンタンの皮のようなものが。
もしかして凪さんの一反も麺を意識してるのかな?
麺量は170gほどだと思う。

ピロもち太麺を使用した津軽を思わせるような煮干中華そば。
伊吹さんほどのクオリティーの高さは感じなかったが,これはこれで美味しかった。
臭いを気にしないでいただける時に再訪し,ビールと一緒に台湾まぜそばもいただいてみたい。




蛇足;
店を出たのは12:15ごろ。
夕方用事があったのですぐに電車に乗って帰宅。
家を出たのが9:00過ぎ,3杯食べて14:00ごろには家に着いた。
茨城は遠いとお思いの方も多いと思うが,県南民にとっては,「ちょっと東京で昼ラーしてくる」レベルだと思っている。
(JR運賃はお高めだが,それさえ気にしなければ……。)

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「花びら焼豚煮干し中華そば+瓶ビール」@純水煮干し中華そば 匠庵の写真大人の遠足(山梨)1

JRお得切符でのチョイ旅。
春のお得切符有効期限,最終の週末。
最後のチョイ旅は方面を替え,山梨に行くことにした。
ところが,朝ちょっとしたトラブルで,家を出るのが8時台に。
(山梨の店は,昼の部14:00終了が多いなんだよな……。)
と思いながらも初志貫徹。
何とか普通列車を乗り継ぎ,13:00少し前に甲府に着くことができた。

全く知らずに来たのだが,甲府の街はこの日から「信玄公祭り」とかで,人がいっぱい。
人混みをかき分けるようにして,ペンギンさんのレポで気になっていた,駅前通りにあるこの店へ。
途中の「ほうとう」を出す店には行列ができている。
それどころか,その近くの「油そば 東京油組総本店 甲府組」にも10名ほどの外待ちが。
(これはヤバいかも……ここ1軒で終了かな。)
と思いながら急ぐが,到着すると意外にも店の前に並びはなし。
入店すると,先客は5~6名で3割ほどの入り。
ホッとしながらも,(もしや地雷?)という不安もよぎる。

券売機に向かうと,メニューは「煮干し中華そば」,「煮干し塩そば」,「激煮干そば」,「昆布水仕立て淡麗煮干しつけそば」の基本4種。
塩派としては「塩ニボ」なのかもしれないが,塩は+70円,激は+100円と,基本の醤油メニューよりもアップする。
せっかくのチョイ旅なので,ビールのいただきたいと,割安の醤油系のチャーシュー増しを選択しプッシュ。
それでも1100円と,けっこうなお値段なのは,「花びら焼豚」が+350円だからだ。
ビールは600円なので,計1700円也。
オシャレな店舗で,流れるBGMも洒落ている。
券を渡してから,間もなく提供されたのは,スーパードライの中瓶。
まずは喉を潤し,旅気分に浸る。
間もなく提供されたのは,ピンクのレアチャーシューが器からはみ出した,豪快なビジュアルの一杯。
写真撮影のために麺を少しだけ見せようとしたが,右にするか左にするかちょっと迷ったので,チャーシューが乱れてしまったのは容赦願いたい。

麺は,多加水気味の細ストレート
やや硬めの茹で具合でつるプリとした食感。
東京近郊で煮干しに合わせるのは低加水のパツパツが多いので,かえって新鮮な印象。
スープは,煮干しが上品に効いた淡麗煮干し醤油。
カエシの量は少なめで,煮干しの塩気で食べさせる感じ。
店名からすると,超軟水である「純水」をお使いなのかな。
煮干しのよい香りや旨味がしっかりと引き出されている。
これはかなりのハイレベルスープだ。
具は,海苔,ねぎ,穂先メンマ,三つ葉,チャーシュー。
海苔もメンマも上質。
最後に載せられた三つ葉もオシャレ。
何と言っても器をすべて多い尽くし,さらにはみ出すレアチャーシューが秀逸。
口に入れるととろけるような軟らかさでジューシー。
旨味も半端ない。
薀蓄は見当たらなかったが,かなりいいブランド豚を使っているのだと思うし,肩ロースの中でも最も上質な部位。
これだけ量があれば+350円は仕方ないかも。
何より,これをつまみに飲むビールが美味い。
麺量は150gほど。
足りない方は大盛りにするか,ご飯ものでカバーかな。

いや,想像以上にハイレベルな淡麗煮干しだった。
東京近辺でも,このレベルの煮干しはなかなかいただけないと思う。
待ちが全くないのは奇跡的。
デフォの「煮干し中華」の価格は750円とまずまずだが,塩ニボや激ニボはデフォでも800円を超えるし,花びら焼豚は+350円と実物を見なければちょっとお高め,瓶ビールも600円とやや高い。
駅前通りの一等地だから仕方がないのかもしれないが,塩ニボも750円,激ニボが800円,チャーシューちょい増しで+150円を設定ならもう少しウケが良くなるかも。
勝手なこと言ってるね。
とは言え,スタートから「信玄公祭り」ならぬ「絶品肉祭り」を堪能した。
甲府市民よ,ラーメン好きなら油そばよりこっちだろ!(笑)

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「煮干ラーメン」@ラーメン ABE'sの写真大人の遠足(静岡)2

JRお得切符でのチョイ旅。
富士宮市後は,身延線で富士まで戻り,東海道本線で静岡駅まで。
静岡市は流石県庁所在地,想像以上に都会である。
目指すは静岡市ランキング1位のこちら。
駅からはちょっと距離があるのでバスで近くまで。
昼の部終了時刻15分前に到着。
開いててよかった…というより外待ち5名。
こちらも流石に静岡市1位,人気店のようだ。
店員さんに促され,入店して券売機で券を購入。
醤油,塩,丸鶏,つけ麺と,どれも良さそうだったが,先レポで好評の「煮干」を選択し,プッシュ。
750円である。
店は適度にオシャレ,適度に庶民的。
間もなく提供されたのは,店名のロゴが入った器に盛られた,シンプルな一杯。

麺は低加水のザラパツ細ストレート。
東京近辺の煮干しにもよく使われるようなタイプかな。
茹で具合はやや硬めでジャスト。
間違いない美味さ。
スープは煮干しが程よく効いた醤油。
下支えは鶏かな?
それとも煮干しオンリーだろうか。
ガツンとしたインパクトはないが,苦みやえぐみは抑えられ,煮干しはしっかりと香る,万人が美味しいと感じられるナイスバランス。
高評価なのも頷ける。
具は,海苔,青ねぎ,メンマ,チャーシュー。
海苔は厚みがあり上質。
青ねぎの繊細な刻みもオシャレで好印象。
バラロールもやわらかで美味しい。
麺量は150g前後だろう。

間違いなく美味しいバランス系煮干醤油。
この地ならではのものはないものの,人気なのは十分理解できる。
2店しか回ってないが,東海は,東京近辺の食文化の傾向そのままなんだろうなと想像。
昼の部終了時間前後まで,新たな客が入ってくる人気店。
機会があったら再訪し,別メニューも試してみたい。

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「煮干らぁめん味玉付き+瓶ビール」@煮干しらぁめん 猫トラ亭の写真大人の遠足(神奈川)5

JRお得切符でのチョイ旅。
神奈川はまだまだ課題店がいっぱい。
と言うことでこの日も神奈川の深部へ。
まずは前回振られたこちら。
ほぼ時間通りに開店。
店名通りに飾らない感じの店に,適度な距離感のある明るく丁寧な接客。
券売機で基本+味玉付きの標記メニューを選択しプッシュ。
「大人の遠足」なので,ビールのボタンも連打した。
750円+500円,計1250円也。
券を渡すと,キンキンに冷えた一番搾りが提供される。
コップのロゴは「S☆PPORO」。
この辺のこだわりのなさも何となくこの店のスタンスを感じ,面白い。
10分弱で提供されたのは,器の模様に呼応するように麺線が整えられた,美しいビジュアルの一杯。
これこれ,これに会いたかった。

麺は,低加水の細ストレート。
表面が軽く半透明,中心部分は粉色の麺,茹で具合はわずかに硬めでまさにジャスト。
同傾向の麺の中でも,これはまた特に美味しい。
麺をすった段階で衝撃が走る。
メチャ美味しい。
煮干しの香りは強烈と言うほどではないが,かといって上品過ぎず,しっかりとした主張。
苦みエグミも全くないという感じではなく,実に程よい。
Maxが10だとすると,旨味は10に近く,香り8,苦みエグミは2と言ったところだろうか。
とにかく万人が「美味い!」と唸りそうなベストチューニング。
煮干しは多少食傷気味だったが,煮干しの魅力を再確認した思いだ。
旨味ががカエシは塩主体でわずかに醤油も使っているのかな。
この辺も実に私好み。
具は,ねぎ,メンマ,味玉,チャーシュー。
ねぎは白い部分を輪切りにし,中心に美しく盛られている。
メンマは太くサクッとした食感。
これもまたハイレベル。
味玉の茹で具合も完璧じゃないかな。
チャーシューは流行りの低温調理を選択してないところもこの店のスタンスを表している気がする。
もちろん間違いなく美味しい。
麺量は150gほどだろう。
煮干しを多量にぶち込んでいる店にありがちなスープ量の少なさはなく,適量。
もちろん完飲である。

実にハイレベルな煮干しラーメン。
薀蓄等もほとんどなく,気張った感じが全くない。
接客は適度に爽やかで濃すぎない,そのさり気なさ,距離感がいい。
ちょっとコミカルな店名も,気取らないこの店の姿勢を表しているようだ。
それでいて出されるメニューは,どんな薀蓄が書かれた店のものよりも良さがしっかり伝わる逸品。
これほど完成度の高いものを出しながら,価格もリーズナブル。
完璧感を感じさせないところに,かえって感動した。
謹んで大台を付けさせていただく。
また機会があったら再訪したい。

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「つけそば(大盛)」@中華そば専門 とんちぼの写真移転後初

妄想に酔いながら東飯能駅まで戻った後は,西武池袋線に乗って高麗まで移動。
高麗は「こま」って読むのを初めて知った。
うーん,埼玉もこの辺まで来ると,避暑地的だね。
茨城の県北っぽい雰囲気だが,それよりは少しだけ垢抜けした感じがなくもない。
駅から10分ちょっと,自然いっぱいの中を歩いて到着すると,駐車場いっぱい,15名ほどの外待ちができている店に到着。
開店時間を10分過ぎたころこの並び。
とすると,シャッターズは30名近かったのかな。
移転前よりも盛っているんじゃないだろうか。
券を買ってから外待ちするシステム。
限定はなかったし,汁そばを移転前にいただいているので,つけ麺のボタンをプッシュ。
プレミアム日本酒は……歩くのがつらくなりそうなので自粛した。
820円である。
券を渡す時に大盛りか否かを聞かれるが,「大盛でよろしいでしょうか。」との確認。
大盛……この後もあるけどまあいいでしょ。
待ち席にはテントが張られていて,家族連れも多く,にぎやか。
老若男女,家族連れが多いせいか回転は緩やかで,約45分待って入店。
ご店主,相変わらず元気そうで,生き生きと調理している。
最初にお見かけしたのは茨城の煮干しの名店とのコラボの時。
コラボと言っても,お互いが同じ麺を使用するというもので,ご店主は茨城まで来て妹さんと列に並んでいた。
少しだけ会話したのだが,覚えてはいないだろうね。
5分ほどで提供されたのは,蕎麦のような色をした縮れた麺と,たくさんネギが浮いたつけ汁。

麺は自家製の中太縮れ。
くしゃっと盛るのはくっつき防止のためだと想像。
全粒粉を使用しているらしく,小麦の殻の粒々が見える。
滑らかな麺肌,噛めば小麦の香りと旨味が沸き立つような逸品。
どこか蕎麦っぽくもある。
次につけ汁につけてすする。
つけ汁は辛い粘度のある煮干しがガツンと主張するもの。
ここは仕上げの追い煮干しをウリにしているのだが,茶漉しのようなものを椀の上に構え,そこにスープを注いでいたのがそれだろう。
とにかく香りがいいし,かなりの煮干しを突っ込んでいるのが分かる。
動物は鶏だろうか。
それでも圧倒的に煮干しが優勢。
つけ麺らしく,甘みがあるのは,万人に受けるだろうね。
許容範囲だが,個人的には甘くない方がより好きだ。
具は全てつけ汁中。
ねぎ,メンマ,チャーシュー,唐辛子。
つけ汁自体は辛くないのだが,唐辛子が甘みのある煮干しのつけ汁をピリッと引き締めているのはセンスの賜物。
粗めに切られたねぎがたくさん浮いているのも一つの特徴だね。
チャーシューは軟らかく煮込まれた肩ロース。
これも間違いない仕上がり。
麺量は確かに多めだが,ざるそば的にスルスルと入る。
高台に置かれたティファールのようなポットの割りスープを注いで完飲。

追い煮干しが効果的。
麺も絶品,香りも旨味も申し分ない煮干しつけ麺。
雑誌のクーポンを使う方,スタンプラリーのスタンプを押してもらう方もけっこういたので,メディア等で紹介されている効果も大きいのだろう。
とにかく辺鄙な場所だがテーマパークのアトラクション状態。
店主は,たくさんの客が訪れ,それを楽しませるために働くことに生きがいを感じているのだろう。
直前に行った店の店主とはまた違った意味で目がキラキラと輝いている。
きっと永遠に繁盛店でい続けるのではないだろうか。
日高市……埼玉の中でもメチャ遠いが,また機会があったら訪れたい。

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